Re: 県議会の海外旅行を中止 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/4/22 7:42 和歌山県議、海外訪問ドタキャン 違約金数百万円? 2008.4.22 03:58 和歌山県議会は21日、中村裕一議長ら議員7人が23日から9日間の日程で予定していたトルコとフランスへの訪問を急遽とりやめた。県議会事務局は「暫定税率問題が予断を許さない状況で、道路の必要性を県民に訴えるため」と説明するが、出発直前の“ドタキャン”だけに多額のキャンセル料が発生するとみられ、今後、訪問の必要性自体が議論になりそうだ。 県議会事務局によると、両国への訪問は3月ごろに具体的な日程が決定した。パリでは松浦晃一郎・ユネスコ事務局長らを訪れ、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の現状を報告し、世界遺産の保全と活用について協議。トルコでは世界遺産の視察や、軍艦エルトゥールル号遭難事故を通じて串本町と親交の深いメルシン県の知事らを訪問する予定だった。県議会は訪問中止を決めた21日、訪問先にメールで連絡し、今後は謝罪の書簡を送るという。 今回の海外訪問の総費用は約500万円の予定で、出発2日前の中止とあってキャンセル料は「少なくとも100万円以上」(県議会事務局)。現在取りまとめ中だが数百万円まで膨らむ可能性もある。結果的に税金が無駄にされたことに変わりはなく、批判は避けられそうにない。 今回の訪問をめぐっては、日程が明らかにされた後、21日までに県議会などに「なぜパリに行く必要があるのか」など12件の反対意見や苦情が寄せられた。県議会事務局は、「中止の理由はあくまで暫定税率問題」としているが、ある県議は「トルコへの訪問は去年から決まっていたこと。批判を恐れて中止にしたのではないか」と指摘した。 海外訪問を取りやめた県議7人は、25日から県と県議会などが実施する「道路特定財源関連法案の再可決を求める紀伊半島1周道路行進キャンペーン」などに出席する予定。 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/080422/wky0804220400010-n1.htm |