Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/5/13 15:27 目立つ基金減少/市町村予算 2008年05月13日 県は、県内市町村の08年度当初予算についてまとめた。歳出では前年度に比べ、人件費が4.1%減少するなど行財政改革の成果が表れている一方、医療・福祉の支出は増大し、貯金にあたる基金の減少も目立つ。特に湯浅町では残高がゼロになり、有田市でも1億円を切るなど、基金が底をつく自治体も出る見込みで、厳しい財政状況が続いている。 町長選を控え骨格予算を組んだ由良町をのぞく29市町村が対象で、普通会計の総額は4084億6400万円だった。前年度比21億6700万円(0.5%)減でほぼ前年並みとなった。 歳入では、大都市の法人税などの税収を地方に再配分する「地方再生対策費」が今年度から導入されたため、地方交付税は1171億9500万円と、前年度比23億8200万円(2.1%)増。一方、地方税は1299億7400万円で、同2億5500万円(0.2%)減少しており、自主財源の割合は低下している。 歳出では、職員定数の削減などにより、人件費が864億6900万円と同37億2900万円減った。一方、福祉などに充てられる扶助費は、児童福祉関係の給付増などで同15億4100万円(2.6%)増え、598億7千万円だった。 基金残高の年度末の見込み額は289億6200万円。前年度比102億2700万円(26.1%)の大幅減となった。県市町村課は「厳しい状況が続くなか、行政サービスを維持しながらも引き続き行財政改革に取り組むことが求められる」としている。 (朝日新聞) http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000805130001 |