庶民はもうだまされない! |
投稿者: 大野 康子 投稿日時: 2012/12/7 10:16 <国民は騙されてはいけないー既成党の堕落はないか> いよいよ日本の未来を方向付けする重要な衆議院解散による選挙戦が展開中で、多政党に分かれた政策を多角的に吟味する国民の選択が始まった。 政権与党の民主党と前政権の自民・公明両党が解散前に展開した、国民を放っておきにした“茶番劇”はまだ怒りとともに忘れられないが、ともあれ国民に信を問う国政選挙なのだから、国民はここで襟を正して投票に臨まなければならない。 思い起こそう。3年余前の政権交代選挙では、世論調査で民主党が政権奪取の可能性が強くなった頃から、同党代表だった小沢一郎氏への政治資金違反事件が検討され出したことが想像でき、突然掲載された読売新聞1面トップの特ダネ記事でマスコミ各社がいっせいに、真相解明というよりまるではしゃぐように動き出したのだった。小沢代表はそれから以後、政治的には事実上両手を縛られたも同然の身となったのは周知の通りだ。 アメリカなら政権交代したら「新政権のお手並み拝見」となるのが政治のルールなのだが、日本では旧政体の利権グループが早くから追い落としの策謀を練ったのは想像にかたくない。後に司法の内部から情報のシッポが漏れ出てきたのは記憶していよう。 こうした経緯を思い起こし、今度の選挙ではいわゆる“第三極”の新政党をも重視した選択が決定的に大事になる。橋下・大阪市長の率いる維新の会は、突然の解散という既成政党からの先制パンチにうろたえて、パフォーマンス志向の強い前・石原都知事を呼び込んでしまって底の浅さを露呈した。 ここでは消去法で、力を溜めた実行力のある充分可能性を秘めた政党(あの“日本の岩窟王”の居る)を選んでゆくのが日本の真の発展につながるのを自覚しなければならない。投票先は、特に名を挙げずとももう自明の理であろう。 国民は、もう騙(だま)されてはいけないー。 □ □ □ <参考関連コメント> なぜ小沢氏が狙われたか? 無罪判決で決着した裁判で争点となっていたのは、秘書が資金の記載時期を契約時の日付とは違い支払った日付で記載したと言う事だったと記憶する。この手の事は修正手続きで済む話であり、逮捕・起訴したこと自体異常だったとしか思えない。 その当時、他の議員の不正経理や違法献金などが続発していたことの方が遥かに悪質だったのであって、違法性や違憲性などがより高いとか、現職の閣僚が暴力団関係者との付き合いがあった等証人喚問ものの事件が発生していたにもかかわらずこちらは放置しっ放しでしたから…! …で、今でもなお、マスコミの情報操作に振り回わされてしまう自分がここに居るー |