Re: みなべ町の社会福祉法人清英会 介護福祉施設 虹の施設長 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2013/3/2 23:03 ○谷口和樹君 現行の介護保険制度では、事業者は介護サービスにかかわる記録について2年間の保存、保管義務がありますが、介護老人福祉施設「虹」の場合、その十分な義務が果たされておらず、県がたびたび実地指導の中で提出を求め、その都度、偽装の書類を作成され、虚偽の報告を繰り返したと聞いております。また、従業員に虚偽の書類作成を指示したということもあるようでございます。 本当にこのぐらいで済むんやなという同業者の感想などをお聞きした上で、本当にこの行政処分が妥当だったのかと感じるところであります。 当該法人の今後の適正運営、適正経営は、当然のことながら、再度の不正事実があった場合には重ねて厳正な処置をすることとなると思われますが、県は今後、この法人に対してどのような対策を考えておられるのか、そして万が一、重ねて新たな不正が発覚した場合にはどのように対処するのかをお伺いいたします。 ○副議長(浅井修一郎君) 福祉保健部長。 〔山本明史君、登壇〕 ○福祉保健部長(山本明史君) 行政処分を行う際は、監査により判明した不正事実に基づき、他府県の処分事例も参考にしながら慎重に判断しています。また、今回の事案では、事業所に係る処分だけではなく、運営法人に対して業務管理体制の整備に係る特別検査をあわせて実施し、法令遵守のための改善勧告も行いました。具体的には、法人における管理運営体制の抜本的見直しや、法令を遵守し、適正に業務を遂行するための基本方針の策定、理事会による監督機能の強化、全従業員に対する教育の実施など、組織全体の体制や取り組みを再構築するように求めています。 県としましては、同法人の運営体質が改善され、勧告事項が確実に履行されているかどうか、今後引き続き確認してまいります。 なお、万が一、同施設において何らかの介護保険に係る新たな不正事実が判明した場合は、厳正に対応してまいります。 平成24年12月 和歌山県議会定例会会議録 第2号(谷口和樹議員の質疑及び一般質問)より一部抜粋 |