Re: 頑張れ!豊田泰史弁護士、頑張れ!あすか綜合法律事務所! |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2014/7/29 20:06 駿河屋の労組 将来の解散を決定 債権者集会前に 民事再生法による経営再建を断念し、550年の歴史に幕を下ろした和歌山市の老舗和菓子店・総本家駿河屋の労働組合が、きょう(7/28)までに解散する方針を決めたことがわかりました。 駿河屋の労働組合は、5月に会社が経営再建を断念した後も、駿河屋の財産の入札にあたって、従業員の雇用を含めた駿河屋の再建を後押ししてくれる企業が落札できるよう配慮を求める1万人以上の署名を和歌山地方裁判所に提出するなど再建に向けた取り組みを行ってきました。 しかし、落札したのは、労働組合が支持した企業ではなかった上、落札者も明らかにされなかったことから、組合の意向が反映される可能性は低くなったとして、臨時の組合大会を開き、解散の方針を確認したものです。 駿河屋の労働組合によりますと、臨時の組合大会は、今月18日に開かれ、125人の組合員のうち、およそ30人が出席し、委任状もあわせて成立しました。 大会では、9月8日に予定されている駿河屋の債権者集会で財産の金額が確定し、分配に向けた作業が始まることや、財産の落札先が組合の推した企業ではなく、駿河屋再建の見通しがたたなくなったことなどが報告されました。 そして、駿河屋本社の敷地内にある組合事務所が今月20日で使用できなくなり、今後、組合大会を開く場合には、会場を借りる必要があることなどから、組合の執行部が、将来的に組合を解散する方針を提案し、了承されました。 解散の時期として、労働組合は、駿河屋の破産手続きや従業員の退職金に関する手続きなどがすべて終了した時点を想定しています。 駿河屋労働組合の根田昌彦(ねだ・まさひこ)執行委員長は、「組合大会では、まだ解散を決めずに、組合を残しておいた方がいいのではないか、という意見も出たが、駿河屋の財産をどこが落札したかわからず、従業員の雇用が確保されるかどうかもまったくわからないので、債権者集会の状況などを見ながら、解散する場合には、大会を開かなくてもいいように方針を確認した」と話しています。 また、署名に応じた1万人以上の人たちに対し、根田委員長は、「裁判所の落札価格重視の方針を覆すことができず、悔しい。署名していただいた皆さんには、申し訳ない」と話しています。 駿河屋は、550年前の室町時代に京都で創業した老舗の和菓子店で、経営悪化で、今年1月から民事再生法による再建が始まりましたが、支援先との話がまとまらず、5月にすべての店を閉め、全従業員を解雇しました。 2014年07月28日 19時42分 和歌山放送ニュース http://wbs.co.jp/news/2014/07/28/46297.html |