Re: 2014衆院選 |
投稿者: ナツノコ・なっちゃん 投稿日時: 2014/12/21 0:37 97さん、レスありがとうございます。 今回のような本音を書いたところでただの愚痴にしか聞こえないでしょう。 基本的に政治が良かったことなんてぼくが生まれてから一度もないのだから、 具体的にはよりマシな政党や、よりマシな候補者に消去法で投票するしかないのであり、それでどうなったところで自分は自分のやりたいことをたんたんと続けていけばいいだけのことである。 政治がどうなろうと個人があきらめる必要は全くない。 どんなにひどい状況になっても希望を捨てずに自分の周りを良くしていけばいいだけのことだと思えばいいのである。 そして、そういう人たち、自立した個人の数が増えてきさえすれば、必ずこの国は立ち直ることができるとぼくは信じている。 何もうまく機能しなくなった古い政治システムにいつまでもこだわる必要はどこにもないのだ。 大体この国にはなんでもかんでも大きな組織や強者に頼りたがる人が多すぎる。 国民の間に政治に対する不信感や不満が高まっていないわけではない。 余りにも右寄りのイデオロギーに偏りすぎの外交政策も、 誰しもが不安を抱いている原発推進政策も、 集団的自衛権や沖縄の基地問題に関する決定も、 競争原理ばかり持ち込もうとする教育政策も、 安倍内閣がやってきたことに対する疑問や反感は確実に高まってきている。 ただ、タイミングがまだ早すぎるのだ。 この「不意打ち解散」で有権者が戸惑っているのは、 とりあえずは大胆な金融緩和政策を行いある程度の景気回復の兆候を見せてくれた安倍政権を完全に見限って、いますぐ政権交代を選ぶことはまだしにくいだけのことである。 その意味では政権延命策としての今回の解散総選挙は戦術としては十分成功していると言えるだろう。 もちろん、延命するのかあっけなく自壊するのかはまだわからないが…。 そして、決定的なことはどこにも政権の受け皿がないということである。 政権担当能力のある野党は明らかにいま存在していない。 野党が出している政策だって、多少右や左に傾斜しているとしても、基本的には自民党と似たり寄ったりであることに変わりはない。 そして選択肢がないところで選択をすることなどできないに決まっている。 今回はそういう選挙なのです。 |