Re: 真道ゴー!!頑張れ! |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2015/3/29 16:51 ボクシング:もう一度世界獲る 元女子世界フライ級チャンピオン・真道選手が再起戦 来月5日、大阪 /和歌山 毎日新聞 2015年03月29日 地方版 ◇タイ人とノンタイトル 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級元チャンピオンで和歌山市出身の真道ゴー選手(27)=グリーンツダ=が来月5日、大阪市でノンタイトルマッチに挑む。昨年12月に敵地・メキシコでの防衛戦に敗れ、ベルトを失ってから初の試合。悩み抜いた末に現役続行を決め、階級をスーパーフライ級に上げた真道選手は「ゼロからのスタート。もう一度、世界を獲りにいきたい」とトレーニングを続けている。【倉沢仁志】 昨年12月6日にメキシコ・モンテレイで行われた3度目の防衛戦。相手選手の応援一色の観客席や、日本とは違うリングマットなど「アウェーの洗礼」を受けて臨んだ一戦は判定にもつれ込んだ。結果は1−2。「序盤でリードされ、最後まで詰められなかった。負けた瞬間は『ああ、やっぱりか』という気持ちが強かった」と振り返る。 帰国直後、自身の気持ちに変化があった。「強い相手と熱狂的な観客の中で試合をするという、ボクシングを始めた頃に目指したことができ、達成感があった」。真道選手は心と体の性別が一致しない性同一性障害を公表しており、「(戸籍変更など)次のステップに進んでも良いのかな」という気持ちも芽生えたという。 現役引退か続行か。気持ちが固まったのは年が明けた1月。日に日に負けたことへの悔しさが募ってきた。「まだやり残したことがあるんちゃう?」と感じた。何より突き動かしたのは「目標を持てず生きていた自分に目標を与えてくれたボクシングが好き」という気持ちだった。 同月8日に自身のブログで現役続行を表明。2月13日には、タイの選手と再起戦を行うことが所属ジムより発表された。 階級を1つ上げた真道選手が目指すのは「倒せるボクサー」。「倒すか倒されるかが一番分かりやすい。周囲から文句を言われないためにも相手を倒すことだけを考えてやりたい」と、アウトボクシングに磨きをかける。スポーツジムを経営しながらのトレーニングになるが、「厳しいのは分かっているけど、その中でもう一度世界に挑戦したい」と言い訳はない。 性同一性障害であることで女子ボクシングに出場して良いのかという葛藤を抱えた時期もあった。しかし「そういう自分が一番、男女というカテゴリーにとらわれていた。今は、自分にしかできないことをやるという気持ちしかない」ときっぱり。「2階級制覇」に向け信じた道を突き進む。 http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20150329ddlk30050339000c.html |