Re: 【和歌山県 県知事 仁坂 吉伸 様 に対する《要望・陳情・誓願!》】 |
投稿者: 最下位落選 清水 投稿日時: 2015/9/24 10:05 ■和歌山県知事『仁坂 吉伸 様』に対する13の質問・要請 ② <2/3> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ☆回答 <2015年6月19日:和歌山県 仁坂 吉伸 県知事> 【河川課の見解】 その中で、清水様御提案の降雨予測を活用した操作ルール(CN防災操作)は、全国的に研究段階であり、実用化に課題があります。その課題というのは、降雨予測の誤差の発生による影響、操作ルール変更による被害発生といったリスクの考慮です。御提案では、気象庁が発表する広域的な気象予報をダム操作の判断基準とするとのことですが、広域的な気象予報では、小匠農地防災ダムの集水エリア内の実績雨量と予測雨量にはバラツキが発生する可能性があります。そのため、予報に基づき御提案の操作ルールに移行したものの、実際の実績雨量が予測雨量を下回った場合、現行操作よりも放流量を増加させることになるため、下流の浸水被害を助長させる恐れがあります。 例えば、平成26年台風第11号洪水時では、平成26年8月8日16時52分に和歌山県地方気象台より、「台風第11号に関する和歌山県気象情報第1号」として、「9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、多いところで、南部400ミリから600ミリ」という気象情報が発表されました。御提案では、この時点でCN防災操作に移行することになり、現行操作より放流量を増加させて、計画規模を超える洪水に備えることになります。しかし、予報に反し実際は、小匠農地防災ダム流域内に位置する県の直柱雨量観測所の実績24時間雨量は178ミリと予測雨量を大幅に下回るものでした。そのため、CN防災操作をおこなっていた場合、現行操作に比べ放流量が多くなり、ダム下流域の浸水被害を助長させていたものと考えます。 このように、雨量の予測に相当のバラツキがある段階で、ただちにCN防災操作を採用することは防災上問題があると考えます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こちらもまた、とても「ごもっとも」に聞こえる巧妙な言葉の使い方に感心させられますが、しかし、 「実績24時間雨量は178ミリと予測雨量を大幅に下回るものでした。そのため、CN防災操作をおこなっていた場合、現行操作に比べ放流量が多くなり、ダム下流域の浸水被害を助長させていたものと考えます。」 これでは、 「具体的な『CN防災運転』による『被害』をまったく何も『証明できていない』」 と存じますので、仰せの「ダム下流域の浸水被害を助長させていたものと考えます。」については「何の『根拠・証拠』も提示されていない『空想の被害である』」と指摘させて頂きます。 |