Re: 安保法案に反対 |
投稿者: 名無し 投稿日時: 2015/11/24 15:48 「安保法に国民怒るべき」 憲法学者の小林節さん 憲法学者の小林節・慶応大学名誉教授の講演会が21日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館小ホールであった。 9月、安倍政権が集団的自衛権行使を容認する安全保障関連法を成立させたことについて 「憲法違反。 われわれ国民は怒らなくてはならない」 と語った。 「小林節さんの講演会を成功させる会」(事務局・戦争する国づくりストップ!田辺・西牟婁住民の会)主催。 立ち見や別室でモニターを通して聴講した人も含め、約500人が耳を傾けた。 改憲論者として知られる小林さんは、6月にあった衆院憲法審査会で、ほかの2人の憲法学者とともに安保関連法は「違憲」であると断言。 その後、全国各地で反対運動が大きく盛り上がるきっかけとなった。 講演会では、安保関連法について「戦争法案」であると指摘。 「(日本は)憲法9条2項で軍隊を持たない、交戦権の行使を認めないとしており、もっぱら守るだけの『専守防衛』の体制を維持してきた。 集団的自衛権を行使しないというのは、歴代の自民党政権が言ってきたこと」 と述べた。 また 「選挙で多数議席を取った政党は何をしてもいいというのは間違い」 とも強調。 「大前提として、憲法の枠を超えてはいけない、超えるときは国民に憲法改正を提案して承認を得ないといけない、という譲れない大枠がある」 と話した。 その上で 「安倍さんは『丁寧に説明する』といいながら、その気がない。 憲法9条と同時に議会制民主主義も踏みつけており、二重の憲法違反」 と語気を強めた。 共産党が提唱する「国民連合政府」構想については、野党が選挙協力して共に闘うべきだと締めくくった。 (2015年11月23日更新) |