Re: 社会福祉法人で労働組合! |
投稿者: 労働組合について 投稿日時: 2016/2/13 13:19 1民間事業所だけの問題では無いように思いますよ。 所詮労働者の1人1人の力は弱い。 経営者から不当なあるいは違法な扱いを受けても泣き寝入りしている人たちが大半であるだろう。たとえ異議申し立てをしても、個人が組織と戦い続けることは大変に困難を極め、代償が大きい。 だからこそ、労働者は労働組合を組織して会社・経営者に立ち向かうことになる。労働組合は労働組合法によってその地位を保障されている。任意に組織化できるのも大きいメリットだ。労働組合を結成するのに役所の許認可は必要ない。いたって簡単、二人以上の労働者が集まって労働組合を結成したと経営者に宣言すればよいだけの話だ。 働く人たちの切なる願い、労働条件や職場環境を良くすることは、やはり労働者自身の手によって勝ち取らなければならない。国家の政策に全面的に委ねてはならない。政府に頼りきりではいけない。「権利」の重みが違うのだ。 今、多くの企業のユニオンなどは不当解雇やサービス残業代の請求、非正規雇用の待遇改善などの活動を行っている。労働法を守らない会社に対して、法律を守れ、労働者の権利を守れと闘い続けている。個人で要求しても会社は無視するが、ユニオンに加入すれば会社は団体交渉を拒否できない(団体交渉応諾義務が課せられている)ので、交渉のテーブルに着かせることができるのである。団体交渉が不調に終われば、ビラまきや時には争議などの闘争を行う。 そのような労働組合が介護業界全体に影響が及ぶ可能性もあるのではないだろうか。 自分の身は団結により守られるのだ。個人では絶対に守られない。 労働組合に関わりのあるものとして注目したいものだ。 |