| Re: 組合「言い値」で発注か 贈賄側の見積もりで予算 |
投稿者： 名無しさん 投稿日時： 2016/5/25 10:16 問題となったのは、事務組合が運営するし尿処理施設「リユースなぎ」（湯浅町湯浅）の修繕業務。記者会見で上山町長は委託業者や予定価格について、「係員が案を上げて係長が決めるので、決裁書でしか把握できていなかった。見積書の保管は係長が担当していてチェック機能がなかった」と釈明した。 ↓ 有田衛生施設事務組合発注の随意契約を巡る贈収賄事件で、贈賄容疑で逮捕された草壁稔容疑者（５０）が役員だった金庄物産が少なくとも２０１４年から、し尿処理施設の修繕業務に関する予算編成に関わっていたことが、捜査関係者などへの取材で分かった。収賄容疑で逮捕された組合係長の浜井鉄晴容疑者（５０）は、予算編成の実務責任者だった。県警は、金庄物産の「言い値」で組合が業務を発注していた可能性があるとみて捜査を進めている。【最上和喜、高橋祐貴】 組合などによると、修繕業務の予算案は前年の１２月ごろ編成され、湯浅、広川両町議会の承認を経て決定する。金庄物産は、施設設備の部品交換などのメンテナンス費用について組合側の求めに応じ、無償で見積もりを作成して伝えていた。修繕業務の予定価格はこの見積もりを参考にして決められたとみられるが、管理者の上山章善・湯浅町長は１９日の記者会見で「（予定価格などは）係員が案を上げて係長が決める」と説明していた。 田宮正彦事務局長は「どこを修繕すべきかということは前年度の受注者が詳しいのでお願いしていた」と釈明。「今後はそういった体制も含めて、疑念を持たれないように見直していきたい」と話した。 一方、金庄物産社長の女性（６６）は、草壁容疑者について「（夫の）元社長が病気で倒れた０８年以降、経営の実権を握り、それまでやっていなかったメンテナンス事業にも力を入れ出した。営業利益が出ると『会社のもうけは自分のおかげ』という態度を取るようになった」と話した。 捜査関係者によると、草壁容疑者は１週間に２、３回、組合に浜井容疑者を訪ねていたほか、飲食接待もしていたという。 http://mainichi.jp/articles/20160521/ddl/k30/040/452000c |
