Re: 和歌山 これはちょっとな |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/10/15 7:19 県教委“勇み足” 承認経ず推薦→取り下げ 地方教育行政功労者 「決定」の委員長自ら指示 県教委が、文部科学大臣から表彰される今年度の「地方教育行政功労者」に、樫畑直尚・県教育委員長(51)の推薦を文部科学省に申請した際、教育委員会の承認を経ていなかったことがわかり、樫畑委員長は14日、自らの推薦の取り下げを県教委に指示した。同省は、県教委からの申請取り下げの申し出を受理した。 県教委総務課によると、樫畑委員長は15日付で退任することが決まったため、事務局サイドで9月上旬から同功労者表彰の推薦の準備を始めた。しかし、9月9日の定例教育委員会には間に合わず、山口裕市・県教育長の専決処分で同省へ推薦を申請した。受賞の決定通知は、同30日付で同省から県教委に届いた。 教育関係者の表彰は、委員会に議案として諮ることが定められている。しかし、樫畑委員長の推薦については、同省に申請したあとに開かれた同25日の臨時教育委員会でも報告はなかったという。樫畑委員長は「教育委員会で議論になれば、いろいろな意見が出たはず。それを経ておらず、このまま賞を受けることはできない」と述べた。 樫畑委員長は、2000年10月に県教育委員に任命され、05年10月から県教育委員長を務めてきた。県教委総務課は「推薦の手続きを急いでしまった。本来は表彰を受けるべき人で、大変申し訳ない」としている。 同功労者は毎年、この時期に都道府県教委からの推薦をもとに表彰される。今年度は、上富田町教委の木村悌吉・町教育委員長と印南町教委の森尾正稔・前町教育長が、8月の県教育委員会の承認を経て推薦され、16日に同省で表彰式が行われる。 同省初等中等教育企画課では「詳しい事情はわからないが、表彰式直前になっての取り下げは聞いたことがない」と話している。 (2008年10月15日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20081014-OYT8T00529.htm |