Re: ぶらくりもフォルテも要らないから。 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2017/5/18 12:18 >>826 もともと和歌山市に大学設立の目的は旅田さんの時代から若年層の県外流失を防ぐというものだったのね。 まあ、それを口実にして箱物というのもその当時から言われていたけどね。 ただ、和歌山大学が大阪府境近くの和歌山市最北部にあるため、中紀や紀南から通学しづらくなっている上、大阪近辺からは通いやすくなっているため、中心部に大学があったころより、地元占有率がかなり落ちているのは確かみたい。 中紀、紀南は大学となれば、下宿せざる得ないということで、家庭の経済的な負担も大きいものになっている。 昨今は、経済的な問題で、地元の大学に進学する学生も増えており、首都圏なんかの私立大学は苦戦しているみたいで、このあたりからも、地元に大学は間違いではない。 しかし、今、和歌山市に開学するという大学は、あまりにも和歌山市中心に考えていたため、中紀、紀南からは、和歌山大学よりマシとは言え、通学しにくい。中紀、紀南からの通学の学生が増えれば、下宿より経済的な負担が軽くなりそれを消費にまわせるということもあるのだが、これは見込めなさそう。 大学は文科系の場合はほとんど関係ないが、理科系の場合、産学共同研究なんかが行われている。 徳島の大塚製薬の定番商品、オロナイン軟膏は徳島大学との産学共同開発で生まれたものだという。 そして、今でも、大塚製薬と徳島大学薬学部とは非常に深い関係にあるという。 和歌山県立医大薬学部が、和歌山で大塚製薬みたいな企業を育てることができるかとなると?だが、産学共同開発の成功事例は結構、あるようだ。そういう大学にする構想があればいいのだが、どうもそういう雰囲気がなさそうなのも問題かもしれない。 大学を開設するのは間違いではないが、それ以上のものがないのが残念なのかもしれませんね。 |