Re: 6月1日より和歌山県内でも、たばこ自動販売機にタスポ(成人識別ICカード)導入 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/11/12 11:21 和歌山でも事情は一緒だろうな。 タスポ導入が市町村に影響 11/10 19:07 たばこをめぐっては今年5月、未成年者の喫煙防止のための「taspo」が導入されました。 このところ、たばこを吸う人は減少傾向にありますが、「taspo」の導入がこれに拍車をかけています。 そして、喫煙率の低下が市町村に「大きな影響」を及ぼしています。 福岡県那珂川町。 人口およそ5万人の緑豊かなこの町は、福岡のベッドタウンとして発展しています。 その町に、今財政危機ともいえる出来事が起きています。 今年、急激に税収が減少しているのです。 減少しているのは、地方たばこ税です。 今年度、当初予算で3億6,000万円の税収を見込んでいた地方たばこ税が、2割以上にあたる8,000万円減る見通しです。 那珂川町の今年度の一般会計当初予算は、およそ119億円。 そのうちの8,000万円規模の事業といえば、那珂川町にある3つの中学校の一年間の給食予算に匹敵します。 また、那珂川町が年間に支出する乳幼児医療費額は9,700万円。 今年度、これらいずれかの年間事業費に匹敵する税収が、まるまる消えてしまう見込みなのです。 20本入りのたばこひと箱300円のうち、およそ190円が税金で、うち市町村たばこ税はおよそ66円です。 その市町村たばこ税の税収が減り始めたのは、taspoが導入された今年5月以降です。 未成年者の喫煙を防止するために導入されたtaspo、このカードを作成しなければ自動販売機でたばこを購入出来ません。 那珂川町で27年間営業を続けるあるたばこ店では、taspo導入以降、自動販売機での売り上げが8割減少しました。 この現象は、那珂川町だけのものではありませんでした。 お隣の春日市でも、同じことが起きていました。 春日市では今年度、6億円のたばこ税収を見込んでいましたが、5月以降、前の年に比べて1,000万円以上税収が少ない月もありました。 日本たばこ産業が行った調査では、喫煙者の割合は現在4人に一人程度で13年連続で減少しています。 健康志向で喫煙率が低下。 さらにtaspoの導入でたばこの売り上げが減少し、その結果、自治体に入るはずたった地方たばこ税も減ったと見られています。 那珂川町では、8,000万円の減収分について、経費削減などで対応する方針です。 しかし、ただでさえ不景気などで税収が減少傾向にある中、それぞれの市町村は、来年度以降の財政計画の見直しを迫られることになりそうです。 (RKB毎日−福岡県) http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/010890.html |