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Re: 保証協会は本当に役割果たしてんの?

投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/12/5 13:23

近畿、「緊急融資保証」申請殺到2万件――承諾3割どまり、審査追い付かず
2008/12/05配信
 資金繰りに苦しむ中小企業を対象にした国の「緊急保証制度」への利用申し込みが近畿圏で急増している。日本経済新聞が近畿2府4県の信用保証協会に聞き取り調査したところ、制度開始から1カ月たった11月末時点の申請は合計約2万件、金額は約6800億円に達した。件数の多さに協会の審査が追い付かず、承諾済みは3割にとどまる。年末にかけて中小の資金繰りが切迫する中、融資が十分に行き渡らない可能性がある。



近畿に7つある信用保証協会によると、11月末までの1カ月間に保証承諾を出せたのは、全体の申込件数の3割強に当たる7000件ほど。金額も約3割の2100億円程度にとどまった。

 緊急保証が導入される以前の通常の保証制度では、申し込みに対する審査期間は「1件当たり5日程度」(大阪府中小企業信用保証協会)。申し込みの9割前後が保証承諾を受けており、審査状況は一変した。

 最大の理由は、申込件数の多さだ。例えば大阪市信用保証協会では、年間の保証承諾数が平年で1万1000件程度なのに対し、今回の緊急保証枠だけで既に6000件近い申し込みがある。

 兵庫県信用保証協会では緊急と通常の保証制度を合わせた全体の承諾金額が11月で前年同月比2.3倍の749億6100万円に達した。和歌山県信用保証協会も1.6倍の96億7000万円と、全体の事務処理量は増えている。

 滋賀県信用保証協会などが休日の土曜日にも審査を始めたほか、大阪府協会は事務処理システムの運用時間を従来より2時間ほど長い夜9時までとした。兵庫県協会も管理部門の職員を審査業務に動員するなど、各協会は受け付けや審査の態勢拡充に追われている。

 それでも審査が滞る背景には、10年前の取り組みへの反省もある。同じ中小への資金繰り対策として1998年に実施された「中小企業金融安定化特別保証制度」。当時は特定のネガティブリスト(否決項目)に該当しない限り保証を付けた。結果的に審査は緩くなり、後で大量の焦げ付きを生んだためだ。

 保証協会は中小企業の資金需要に迅速に応える一方で、可能な限り貸し倒れを防ぐという難しいかじ取りを迫られている。ただでさえ「中小企業の経営実態を把握するには時間がかかる」(兵庫県協会)といい、保証協会が独自に人員を増やすのも難しい。年内に審査が終わらなければ、資金繰りで影響を受ける中小企業は増えそうだ。

 ▼緊急保証制度 中小企業が金融機関から融資を受ける際、無担保で8000万円、担保がある場合は2億円まで信用保証協会の100%保証が受けられる仕組み。金融機関は貸し倒れリスクがなく、融資がしやすい。売上高が過去3カ月平均で前年同期より3%以上減っているなどの条件がある。利用するには会社の所在地の市区町村で認定書の発行を受け、金融機関経由などで各地の保証協会に申請する。申込期限は2010年3月末。
(日本経済新聞)

http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news003809.html

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