Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/12/21 17:38 海南沖に浮上式防波堤 財務省原案 東南海・南海地震、津波発生時に遠隔操作 2009年度政府予算の財務省原案が20日、内示され、東南海・南海地震による津波浸水対策として、津波発生時に地上から遠隔操作で浮上する防波堤を海南市沖へ設置するための事業費が認められた。完成は19年度の予定。11年間の総事業費は、護岸改良や水門の整備なども含めて約250億円を見込んでおり、このうち3分の1は県の負担となる。 近畿地方整備局港湾空港部によると、和歌山下津港の海南地区には、公共機関や工場などが集中しており、津波で浸水すれば甚大な被害が予想される。浮上式防波堤は、海上交通の妨げにならないように通常は海中に沈めておき、津波が発生した場合には、地上からの遠隔操作で浮上させる。 防波堤の設置には、08年度予算で調査費約3000万円が盛り込まれていた。09年度は、設計などに取りかかる。津波対策の浮上式防波堤は国内初という。 東南海・南海地震対策では、熊野灘沖の地震・津波観測監視システムの敷設事業に、13億1400万円を計上。10年度から同システムを潮岬南方海域にも設置するための開発費が、初めて盛り込まれた。 このほか、警察官増員の予算が警察庁に内示され、県警では来年度から定員が14人増員されることになった。 (2008年12月21日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20081220-OYT8T00746.htm |