Re: 議案第147号工事請負契約の締結について(公共建築課) |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/12/22 17:41 トップ > 地域ニュース > 和歌山 > アーカイブ > 記事 [PR]毎日新聞を新規購読すると、もれなくJALマイレージがもらえます! 和歌山 文字サイズ変更 小 中 大 ブックマーク この記事を印刷 全国高校駅伝:男子・和歌山北42位、女子・日高45位 /和歌山 全国の高校生ランナーがたすきをつなぐ「男子第59回・女子第20回全国高校駅伝競走大会」(日本陸連、全国高体連、毎日新聞社など主催)が21日、京都市の西京極陸上競技場を発着点とするコース(男子42・195キロ、女子21・0975キロ)で行われた。県代表の男子・和歌山北は2時間12分49秒で42位、女子・日高は1時間13分25秒で45位だった。あこがれの舞台を駆けた両校の選手たちに、沿道の観客から盛んな声援が送られた。【宮嶋梓帆】 ◆男子 ◇和歌山北42位 「この悔しさ来年に」 小雨が降り出した男子のレース。和歌山北は2年ぶりに都大路の舞台へ戻ったが、結果は厳しかった。 1区の上田浩捷選手(3年)は、ラスト1キロ付近でスパート。「一気に抜いてほしい」と、35位で2区の吉見進平選手(2年)へつないだ。吉見選手は「一度下ってからの上りに、足が進まなかった」と言う。順位こそ上げられなかったが、区間29位の力走だった。 3区の島本健史選手(3年)は43位でたすきを渡す。4区の棒引隆次選手(2年)が順位を守り、5区の上園直季主将(3年)に託した。 上園主将は序盤からペースを上げて走る。「離れていたが、前に1人見えた。絶対に抜こうと思った」。42位に一つ上げ、主将の意地を見せた。6区は「去年都大路に出られなかったのは僕のせい。その分も一生懸命走りたい」と話していた山本哲広選手(2年)。順位を落とすことなくアンカーの高橋惇選手(1年)へつないだ。 高橋選手は42位でゴール。目標の2時間9分台に届かず、「力を出し切れなかった。この悔しさを来年につなげたい」と語った。 ◇体力まだ足りない−−吉田克久・和歌山北監督 全国は甘いものではないと痛感した。1、2区で流れをつくれたのは良かったが、体力がまだまだ足りない。順位以上に力の差はあったと思うが、チームワークで支えてくれた。 ◇仲間大切に思えた ○…部員数34人と県内最多の和歌山北。チームを陰で支えたのは、松谷俊希マネジャー(3年)だ。県予選が終わった後、マネジャーに専念した。都大路を駆ける仲間を見て「走ってみたかった」とも話すが、マネジャーを務め「周りを見る目ができた」と言う。レース後の写真撮影では涙を見せ、「今までで一番仲間を大切に思えた」と、都大路で終えた3年間を振り返った。 ◆女子 ◇日高45位 「声援の後押し感謝」 悲願だった都大路初出場を果たした日高。激しいアップダウンと全国大会の雰囲気に苦しめられ、思うようなレース展開はできなかった。 1区は中野弥生主将(3年)。各校のエースが集まるなか、「前半は抑えてラストで追い上げる」とスタートを切り、37位でたすきをつないだ。 2区の柏木彩央里選手(同)は40位で3区へ。「これまでの大会とはスピードが違った」と振り返る。3区の宮崎芽依選手(1年)は「様子を見ながら走ろう」。上り坂に苦しみながらも、必死の走りを見せた。 4区の塩崎紗弓選手(2年)にたすきが渡った時点で45位。「少しでも順位を上げたかった」と力走し、44位でアンカーへつないだ。5区は古久保梨沙選手(2年)。ゴール後、「声援に後押しされた。走っていて楽しかった」と話した。 選手らは保護者ら応援団のもとに集まり、中野主将が「目標の30位以内には大きく届かなかった。でも、感謝の気持ちでここに立っています」と涙を流しながらあいさつ。選手らが一礼すると、大きな拍手が送られた。 ◇選手が粘り見せた−−鈴木慶裕・日高監督 1区でもう少し上につけたかったが、結果が今のチームの力。目標の1時間11分台と30位以内は果たせなかったが、選手たちは粘りを見せた。力を合わせて来年もまた都大路に戻ってきたい。 ◇3人でこの場、最高 ○…日高の3年生は1区の中野主将、2区の柏木選手、山田美佳選手の3人。「3人で1区から3区までつなぎたい」と、入部当初から都大路を目指してきたが、山田選手は直前に左足を負傷して県予選を走れず、都大路では中野主将のサポートに回った。「3人のきずなは優勝したチームにも負けてない」と中野主将。山田選手も「3人でこの場に来られて最高だった」と笑顔を見せた。 |