Re: 和歌山県議会 海外視察は必要か? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2019/2/19 17:40 海外視察 報告1ページのみ 02月19日 14時41分 和歌山県議会議員の海外視察の報告書について、内容が1ページのみで、行程などを記しただけのものが複数あることがわかりました。 専門家は、「議会への視線が厳しくなるなか、時代感覚がずれていると言われてもしかたがない」と指摘しています。 和歌山県議会では議員が海外視察をした場合、帰国後に「報告書」を議長あてに提出することになっています。 NHKが県に情報公開請求を行い、平成28年度以降の報告書を調べたところ10件の視察のうち3件は報告書が1ページだけでした。 報告書のうち▽平成28年5月に和歌山県産の果物の販路拡大などの調査・研究のためとして議員4人が127万円余りをかけて、中国の大連を視察したときのものはA4・1ページのみで、日付と訪問場所、それに面会者が書かれているものの面会者とのやりとりなどは書かれていません。 また、▽平成29年5月に議員9人が209万円余りをかけて、シンガポールのカジノを含むIR=統合型リゾート施設などを視察した報告書は全体で3ページで、表紙をのぞく2ページは行程の概要にとどまっています。 報告書はインターネットや議会図書室では公開されておらず、閲覧には情報公開請求が必要です。 和歌山県議会の藤山将材議長は「海外派遣の報告は本会議で説明しており、議事録も公開されているので問題ないと考えている」としたうえで、情報公開のあり方については改善の余地があるとして検討していく考えを示しました。 地方行政に詳しい近畿大学法学部の辻陽教授は、「議会に対する有権者の視線が厳しくなるなかで、報告書の記載を数行で済ませるのは時代感覚がずれていると言われてもしかたがない。情報公開請求しないと報告書を見られないのは、議会自体が情報公開に積極的ではないからだと言わざるをえない」と指摘しています。 https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20190219/2040002208.html |