| Re: 二階さん |
投稿者： 名無しさん 投稿日時： 2020/7/16 14:08 コロナ感染拡大の中…「Go To トラベル」強行、二階氏の剛腕 22日に予定通り開始 [ 2020年7月16日 05:30 ] 新型コロナウイルスへの感染が東京都を中心に拡大する中、政府が22日にスタートさせる観光支援事業「Go To トラベル」に対する批判が高まっている。 東京都では15日も新規感染者165人を確認、7日連続の3桁となった。このキャンペーンが東京から各地方への感染の“飛び火”を助長するのでは、との懸念が強まっている。 西村康稔経済再生担当相は15日の衆院予算委員会で同キャンペーンに関し、22日に予定通り開始すると表明。「感染防止策の徹底を基本として開始する予定」とした上で「やるべきではないと地方に心配する声がある。一方で地方の旅館、ホテル、観光地が厳しい思いをしている中、進めてほしいとの声も聞いている」と説明した。 これに対し立憲民主党など野党4党の国対委員長は同日、国会内で会談し「今行うべきではない」と方針撤回を求めた。立民の安住淳国対委員長は「地方に不安がある中で感染拡大につながれば政府が起こした人災になる。政府の認識は、国民の皮膚感覚とずれている」と批判した。 同キャンペーンは、安倍政権が打ち出した117兆1000億円の第1次補正予算の中で、1兆6794億円の予算を計上したコロナ対策の目玉的な事業。観光部門の事業を受託したのは業界団体などで構成される「ツーリズム産業共同提案体」で、委託費は1895億円だった。この共同提案体の中核を成すのが、自民党の二階俊博幹事長が会長を務める「全国旅行業協会」だ。6月29日には二階幹事長が和歌山県御坊市の後援会事務所で会見し「観光振興のGo To キャンペーンをできる限り早期に実施する」と力強く述べていた。翌30日に行われた同協会の定時総会では、あいさつに立った近藤幸二副会長が「二階会長から“コロナ禍でも元気で活動してほしい”と激励された」と話した。 こうした中、政府は8月スタート予定の同キャンペーンを4連休を前にした22日に前倒し。その発表が東京で最多となる243人の感染者が確認された10日だったこともあり批判の集中砲火を浴びるに至った。 政治評論家の有馬晴海氏は「二階氏の存在が大きいのは当然のこと。政府としては年度内にこの1兆7000億円を使い切るどころか、さらに追加したいくらいでしょう。この政策が成功だったとアピールしたいですから」と政府の内情を説明。ある政府関係者からは「タイミングは最悪。だが、コロナで死ぬか、経済で死ぬか、の難しい問題だ。二階さんの肝いりだしね」との声も漏れたという。感染防止と経済再生の両立に向け、政府には難しいかじ取りが求められる。 ◆「Go To トラベル キャンペーン」 国内旅行商品の金額の半額相当を政府が支援する事業。新型コロナウイルスの感染拡大で大打撃を受けた旅行業界などを支援し、経済再生を促すのが目的。支援額の上限は、宿泊旅行では1泊で1人2万円。交通費がセットの日帰り旅行だと1人1万円。支援額の7割が旅行代金の割引に充てられ、残りの3割は飲食代や買い物代などで利用できるクーポンとして配布される。今月22日のスタート時は旅行代金の割引対応のみで、クーポン対応は9月以降となる予定。 https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/07/16/kiji/20200716s00042000069000c.html |
