Re: 次期総選挙の話 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/3/9 9:02 小沢・二階献金 西松建設側「空港工事に期待」 花巻で65億円受注 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、西松建設側が東京地検特捜部の事情聴取に対し、政治家側への違法献金について「空港工事の受注を期待していた」という趣旨の供述をしていることが8日、捜査関係者の話で分かった。西松は、小沢氏の地元・岩手県の花巻空港の関連工事を受注している。二階俊博経済産業相も運輸族の大物として知られており、小沢、二階両氏側の献金やパーティー券購入の額が突出していたのは、西松が空港利権などを狙ったものだった疑いが新たに浮上した。 特捜部は今週前半にも二階氏側の政治団体について、同法違反容疑で強制捜査に乗り出す方針を固めたもようだ。 岩手県の資料などによると、西松が受注したのは、岩手県が発注した花巻空港の関連工事。西松は平成14年、鹿島など2社と共同企業体(JV)を組み、誘導路や滑走路延長などの空港用地造成工事を約50億円で落札。同JVはその後、15年までに用地造成など5件の関連工事を計約15億円で受注したが、5件とも競争入札を実施しない随意契約だった。 捜査関係者によると、西松の元役員は特捜部の聴取に、「小沢氏側への献金は東北地方で受注拡大を図るため」と供述。西松は岩手県の胆沢(いさわ)ダム関連工事で、陸山会の会計責任者で小沢氏の公設秘書、大久保隆規容疑者(47)に受注の口利きを依頼していた疑いがあることがすでに明らかになっている。 さらに、政治家側への献金について「空港工事受注も期待していた」という趣旨の供述をしていることが新たに判明した。 西松関係者によると、西松の献金は小沢氏側が12年間で2億円近くにのぼり、金額が突出。二階氏側にも16〜18年で838万円分のパーティー券代を計上し、自民党議員側では最も金額が多い。 捜査関係者によると、二階氏側は、二階氏が代表を務める「自民党和歌山県第3選挙区支部」などが18年以降、西松側から社員の個人献金を装った偽名献金を年間300万円前後受けていた疑いもある。 小沢氏は、東北の工事に影響力を持つとされ、運輸相などを歴任した二階氏も空港などの運輸行政に影響力があるとされる。 特捜部は、西松が小沢、二階両氏側に重点的に献金したのは、空港工事も目的だったとみているもようだ。 |