県職員に配布のパーティー券 「中止」に波紋 |
投稿者: 和ネット 投稿日時: 2009/3/11 12:34 20日予定されたものの無期延期となった二階俊博経済産業大臣の「新春の集い」の1万円パーティー券が県職員幹部らに配られ、その取り扱いが話題となっている。パーティー券は、県から部局を通じて無料で配られた。10数枚取り扱った部局もあり、幹部職員らの話から100枚以上配られたと推定される。ところが、東京地検特捜部の調べで西松建設は、ダミー団体をかくれミノに二階大臣のパーティー券800数十万円も購入したことが発覚。連日マスコミで報道されたため、県職員らから、「パーティー当日、県職員が多数参加し目立ち、マスコミ批判の標的にされるのでは」と心配する声も。パーティーの「中止」で心配は解消されたが、主催者側が券代の返金を受け付けることから、またヒソヒソ声が。 パーティー券は無料だが、その原資は「県公費か寄付か」まったくのナゾ。職員の中には「西松建設からの寄付では」と疑念の声もでている。さらに、もらった券持参で主催者から1万円「返金」も可能かどうか。思わぬ給付金かと期待するヒソヒソ声も。以前から二階大臣ら県選出国会議員の政経パーティーが時々開かれ、県職員幹部らに額面入りの券が無料で配られることが多く、パーティーで飲食した。西松建設事件を契機にパーティー券の出所を巡って話題が広がった。 |