Re: 新型コロナウイルス肺炎 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2020/9/27 18:29 >>264 疫病よ去れ、マンボウに願掛け 江戸期の木版画展示 和歌山市立博物館 /和歌山 毎日新聞2020年9月4日 地方版 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、江戸時代に疫病退散を願ってマンボウを描いたとみられる不思議な木版画が、和歌山市立博物館で展示されている。やはり江戸時代から伝わる疫病退散の妖怪「アマビエ」が話題になったが、研究者は「マンボウに疫病除けの願掛けをしたとの文献は把握できておらず、面白い発見」と話す。 版画はA4判ほどの大きさ。左上に「満方」、その下に「壹丈五尺(約4・5メートル)四方」、右上に「疫病除ケ」と書かれ、大きなマンボウとみられる魚が描かれている。 同館によると、数年前に亡くなった市内の男性収集家の寄贈品から見つかり、江戸後期の作品とみられるが、作者は不明。 マンボウの研究者で元広島大特別研究員の澤井悦郎さんによると、1802年に水戸藩の医師がマンボウについてまとめた書物に登場する絵が、木版画とよく似ているという。「満方」という記述も共通していることから、澤井さんはこの書物を参考に描かれたのではないかと推測する。「和歌山県史」には1858〜59年にコレラが流行し、59年だけで現在の和歌山市とその周辺で約1万人が死亡したとの記録がある。 澤井さんによると、マンボウは各地で吉凶両方の伝承があり、瀬戸内海では釣れると疫病が流行するとして嫌われていた一方、和歌山では豊漁をもたらす七福神のえびす様のような存在として扱われていたとの文献があるという。澤井さんは「詳細は不明だが、和歌山の一部の漁村では社会不安の際に信仰の対象になっていたのかもしれない」と話している。 https://mainichi.jp/articles/20200904/ddl/k30/040/318000c |