Re: 和歌山市がクラウドファンディングで集めた資金を使い込み? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2020/10/7 10:05 ↑の続き 【特集】「犬・猫殺処分ゼロ」目指すはずが... 不妊去勢手術費用のために寄付金「2800万円」集まるも 昨年度の手術はわずか“猫8匹” 10/6(火) 15:50配信 (動物愛護管理センター 廣岡貴之センター長) 「これが手術台(99万円)になります。クラウドファンディングで購入しました。照明器具は103万円。こちらの麻酔装置、これが割と高額ですね、118万8000円。」 他にも寄付で購入したという「猫用の流水ユニット」。時間が来ると定期的に水が流れる仕組みになっていて、糞尿を洗い流す装置になっています。本当に手術に必要なのかはわかりませんが、流水ユニットは2つで475万円です。設備は標準的なのか質問すると… (廣岡貴之センター長) 「動物病院さんでさまざま違うと思うんですけど、一応、動物病院の先生方にどのようなものが必要か確認したうえで、このようなものがあったら便利じゃない、割とやりやすくなるんじゃないというご指導を頂いて、機器については整備しました。」 手術件数「少ない理由」と「高額すぎる麻酔代」のワケは? きちんと整備したというのなら、手術件数はなぜこんなにも少ないのでしょうか? (廣岡貴之センター長) 「獣医師といっても今までは(手術を)一切やっていませんでしたので、学生時代にやっていたことをみんなで一生懸命思い出していた。それで実際に時間がかかっていたのもある。学生時代はメスを握ったこともあるし、実習もしますけど、卒業してからはその間30年以上一切それがなかったんです。」 この日も手術でしたが、3人の獣医師はそもそも手術経験がなかったというのです。一方、高額すぎる麻酔代などについては…。 (廣岡貴之センター長) 「麻酔をかけるにしても当然5分で済む麻酔と30分、1時間かかる麻酔では使用量が異なってきますよね。1頭当たりにすごく時間がかかっていたのが事実としてあるので、そういったところでお金がかかってしまっているのかなと。」 クラウドファンディングは「殺処分ゼロを目指す」という目標を掲げていたはず。8件という手術件数では態勢に不備があると言わざるを得ません。手術していくために開設したのであれば、事前準備や民間病院と協力はできなかったのでしょうか。 (廣岡貴之センター長) 「動物病院さんも患者さんから預かっている猫ですよね。それを我々に練習に提供してくれ、というわけにはいきませんので、事前の準備はあくまで机上で訓練していくしか方法が無かった。」 専門家「極めて無計画な事業」 地方自治に詳しい専門家は寄付金を集めることに対し、和歌山市の認識が甘すぎると指摘します。 (同志社大学大学院・総合政策科学研究科 新川達郎教授) 「使途目的を限定した、特定した寄付を受けるということになりますと、それに対応した自治体側の体制作りも重要になってきている。設備がいるから、そのお金だけを集めてくればなんとかなるという、極めて無計画な事業と思えてならない。」 善意を踏みにじる行政の怠慢。和歌山市の尾花市長は関係者の処分も検討しているということです。 (10月5日放送 MBSテレビ「Newsミント!」内『特集』より) https://news.yahoo.co.jp/articles/003619df101448cd4cc0afdabd1dac64592f9e29?page=3 |