Re: アホスレ6 |
投稿者: 暇人 投稿日時: 2020/10/26 12:23 16万/月もらえれば上等だろう。 議員になっても月収16万円、老害のようなベテラン議員…「地方議会」のヤバい現実 写真:現代ビジネス 地方議会の衰退が著しい。投票率の低下に加え、地方議員へのなり手不足が深刻で、無投票当選者が増加、立候補者数は定員割れの地方も出ている。議会は高齢化が顕著で、様々な問題が顕在化している。 【図とグラフ】地方議員の衝撃の月額報酬…、一体いくら? 広島県安芸高田市の石丸伸二市長の発信したツイッターが波紋を呼んでいる。同市長は9月の市議会本会議で市議が居眠りをしていたことをツイッターで指摘。 すると、市議会から呼び出しを受け、市議会を敵に回すなら政策に反対するなどを言われたことを、再びツイッターに「議会の批判をするな、選挙前に騒ぐな、事情を補足してやれ、敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得? 恫喝(どうかつ)? あり」と投稿した。 昨日、定例会後に議会から異例の呼び出しを受けました。居眠り事件について話がある、と。 数名から、議会の批判をするな、選挙前に騒ぐな、事情を補足してやれ、敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得? 恫喝? あり。 これが普通かどうかわかりませんが、実態なのは確かです。#安芸高田市 #議会 ― 石丸伸二 (@shinji_ishimaru) September 30, 2020 この話がメディアに取り上げられたことで、市議会に対して多くの批判が寄せられているのだ。 国会議員にも議事中に居眠りをしている輩は多いが、居眠りを指摘されて反省するどころか、議会ぐるみで市長を恫喝したとなれば、これはもう市議会としての“品格”に欠けているとしか言いようがない。 こうした地方議会の“質の低下”の背景には、地方の過疎化や経済の衰退により、議員の“新陳代謝”が進まず、停滞していることも大きな要因の一つとなっている。 5人に1人以上が「無投票当選の議員」 図1は統一地方選挙における投票率の推移だが、1951年に都道府県議選は82.99%、指定市議選は72.92%、市議選は90.56%、特別区議選は75.3%、町村議選は95.92%だった投票率は、2019年には都道府県議選で 44.0%、指定都市議会議選で 43.3%、市議選で45.6%、特別区議選は42.6%、町村議会議選で59.7%まで低下し、いずれも過去最低を更新した。 国政に対する無関心・政治離れは大きな問題だが、居住地の地方公共団体の議会に対する無関心は、住民自治、居住する地域の環境作りという観点からも非常に大きな問題を孕んでいると言えよう。 こうした状況は地方議員のなり手不足を通じて、選挙における無投票当選の増加や定数割れにも現れている。特に、小規模市町村では深刻な状況だ。 図2は統一地方選の改選定数に占める無投票当選者数の割合を示したものだ。 無投票当選者数は、特に都道府県議選と町村議選で増加傾向が顕著だ。 都道府県議選では1955年に2.8%だった無投票当選者数の比率は2019年には10倍以上の26.9%にまで上昇、また、町村議選も2019年は23.3%といずれも過去最高となっている。これは5人に1人以上の無投票の議員が生まれているということだ。 2019年の都道府県議選では無投票となった選挙区が37.2%もあり、約4割の選挙区で無投票により議員が生まれている。立候補者数が定員割れとなった地方公共団体は8団体で9人の定員割れとなった。 無関心で投票にも行かず、その上、議員のなり手がいないという状況は、地域住民の意思が議会に反映されず、住民のための地方自治が執り行われない可能性を高めることになり兼ねない。 次ページは:進まない新陳代謝 前へ 1 2 3 次へ 1/3ページ 【関連記事】 「上級国民」大批判のウラで、池袋暴走事故の「加害者家族」に起きていたこと コロナパニック |