Re: 県内初の都市再開発・JR和歌山駅近く 着工出来るの?? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/4/4 19:38 けやき大通りの再開発事業 着工のめどたたず 和歌山市 2009.4.4 02:43 和歌山市のJR和歌山駅付近で大型商業施設などが計画されている「けやき大通り第1種市街地再開発事業」が大幅に遅れ、和歌山市が平成20年度予算に繰り越した19年度の関連補助金が失効していたことが3日、分かった。国、県などとともに再開発に対して補助する総額は今後も変わらないため、市では「事業の進行に悪影響はない」としているものの、昨秋からの景気低迷などを理由に施行者は着工を延期しており、事業の行方は不透明なままだ。 再開発は、倉庫跡などの土地を所有する「昭和倉庫」(本社・和歌山市)と、同市内で多数のマンションなどを手がけている不動産開発「日本レイト」(本社・大阪市)が施行者として大型商業施設やマンションの建設を計画。18年、市街地活性化につながるとして市の補助事業に認定され、市が主体となり国、県とともに事業を補助している。 けやき大通り沿いの敷地面積約3570平方メートルに、15階建てマンション(約80戸)や13階建てホテル(約200室)、コンビニエンスストアや服飾などの商業施設を計画し、総事業費約41億円。支援のため国が4億3000万円、県と市がそれぞれ約2億円を補助する予定という。 同事業事務局などによると、計画では今年1月、倉庫建物の解体工事などを始める予定だったが、昨秋からの世界的な景気低迷の影響を受けてマンション販売が不振となり、販売会社の事業継続が困難な見通しになったことから着工を延期。市が19年度当初予算に計上した総額1億3360万円(国、県補助を含む)の補助金のうち、基本設計や地質調査などで約4400万円分しか消化できず、建物の内装などを決める実施設計費などとして20年度に繰り越された補助金は3月末でいったん失効。「不用額」として20年度決算で処理されることになった。 市都市整備課は「補助は(行われた設計などに対する)出来高払いなので、失効で無駄になることはない。事業計画の大枠は変わらない」として、業者に対し引き続き事業の進行を指導していく考えという。同事業事務局は「マンション販売を請け負う業者が見つかり次第、計画を立て直し早期着工を目指す」と話している。 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090404/wky0904040243007-n1.htm |