Re: 財政赤字 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/4/8 22:55 和歌山市土地開発公社:「解散か清算、検討を」−−外部監査報告 /和歌山 ◇借入金継げば財政再生団体転落も 200億円を超す借入金を抱える和歌山市土地開発公社の所有地について、市の包括外部監査が報告書で、本来の機能を発揮できておらず解散か清算を検討すべきと指摘していることが分かった。一方で、公社解散後に借入金を市が引き継げば、自治体の倒産とされる財政再生団体に転落する試算も示した。処分に見通しが立たない土地を抱えた公社と市の厳しい状況が、改めて浮き彫りになった。 報告書によると、公社の借入金は08年度末で約214億円。全額引き継いだ場合の市の連結実質赤字比率は、現状より28・3ポイント悪化して45・9%と試算され、財政破綻(はたん)とみなされ国の管理下に入る財政再生基準30%を大幅に超す。 また、99年3月期以前に公社が購入した土地34件のうち、15件が未処分。民間などへの売却を目指すべき物件が、直川用地50億6500万円▽関西国際空港事業関連用地31億8400万円▽六十谷手平線用地23億1000万円−−など13件あるが、進んでいない。 市の包括外部監査は99年度から導入され、08年度は本田寿秀公認会計士が監査人を務め、同公社と公社に関する市の財務▽補助金に関する財務事務−−を対象とした。報告書は市役所7階の市政情報課資料コーナーで閲覧できる。 (毎日新聞) http://mainichi.jp/area/wakayama/archive/news/2009/04/08/20090408ddlk30010430000c.html |