Re: 次期総選挙の話 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/4/9 0:08 一ノ宮美成の取材日記(コンフィデンシャル OSAKA)に↓の記事。 古賀氏、早期解散説で検察を牽制 自民党首脳が盛んに解散風を吹かせている。古賀選対委員長が6日、10兆円の補正予算成立前の解散を唱えれば、きょうは武部元幹事長が「解散するなら今だ」と発言、5月5日解散、24日投票説まで出ている。昨夜あった古賀派のパーティーでは、今井敬・元経団連会長までが、「解散・総選挙はできれば早い方がいい」とまで注文する始末だ。しかし、細田幹事長は。「任期は9月まである。景気対策をやって成果を見てやりたい」と、早期解散に否定的な発言をした。実際の現場を見ればどうかというと、たとえば、政局になっている二階氏の地元和歌山では、5月解散ならすぐにもぐるはずの秘書が一向にその気配がない。おそかれはやかれ9月には任期満了になるわけだから、いまから全力疾走してもおかしくない。それどころか、この三月までは任期満了直前解散が支配的だった政界に、活を入れるということで解散風をあおっているというのが真相だろう。 それに、麻生の支持率がアップしたといっても、バラマキと敵失によるもの。依然として超低空飛行であることには変わりはない。もう少し様子を見て、解散すべきかどうかとのが麻生の本音だろう。ところで、政局になった西松問題だが、連日メディアは「朝日」を除き、二階氏周辺の事情聴取を報じている。今週中にも強制捜索を唱える政治部記者もいる。社会部記者ではないから、丸のみはできないが、そう言うほどのところまで捜査は来ているということなのだろう。さて、ここから、裏世界の話になるが、古賀氏と二階氏とは兄弟分の関係にある。ついでに言えば、古賀氏はあの野中氏を師匠として仰いでいる。三角同盟の関係にあるわけだが、深読みすれば、古賀氏の早期解散説は、二階ルーつぶしの検察への牽制とも受け取れる。選挙ともなれば、現職大臣に検察は手を出せない。なにやら、出来レースの捜査であり、解散風吹かせのようでもある。「朝日」が、二階ルートに沈黙しているのは、「小沢と二階は全く別もの。バランス論ではない。二階は選挙後になる」とのスタンスを取っているからという説もある。その二階氏の地元、和歌山県警は、選挙違反対策本部の部屋を確保した。選挙は勢いである。みんな、解散話にあおられて、なにがなんだかわからないまま、走ってしまい、結果として解散ということがある。正直なところ、解散・総選挙も二階ルートも先が読めない。ただ、言えることは15兆円の見せ金だけで、即解散となれば、二階ルートがつぶれることだけは間違いない。東京地検特捜部は、小沢に続き、二階でも大敗北するということになるのか、これまた見物だ。 http://blog.zaq.ne.jp/jtsyakai/article/57/ |