Re: 卑怯な二F氏 と 中村町長!! |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/6/29 14:25 【ズームアップ】グリーンピア南紀跡地開発 2009.6.29 02:32 大規模年金保養施設「グリーンピア南紀」(那智勝浦町、太地町)の跡地開発問題で、事業者の選定を行っている「跡地利活用検討委員会」(会長、三原勝利・太地町議長)は30日、物流・運送業「湊組」(和歌山市)を事業者に選定し、両町長に推薦する見込みだ。ようやく最終結論にまでこぎつけたが、両町と湊組との契約締結にはまだまだ時間がかかりそうだ。(井上亨) ■ボアオの撤退 平成17年12月、那智勝浦町は中国系企業「ボアオ」とホテル棟に関する賃貸借契約を結んだ。賃料総額は約1億6000万円で事業計画が履行されれば10年後には土地・建物を譲渡する条件が盛り込まれた。 ところが計画の見直しでホテル棟の改装オープンが5年先延ばしになり、19年9月に町議会は契約解除を求める決議案を可決。これを機にボアオは撤退を表明し、契約解除に伴う清算金問題は東京簡裁の調停にまでもつれ込んだ。最終的にはボアオの支払い済み賃料から2年分の賃料を差し引いた1億400万円の返還と航空測量代2750万円などを含め1億7000万円を町が支払い決着した。 ■町の負担 ボアオの撤退後、那智勝浦町はホテル棟の維持管理費として年間約1400万円を予算に計上。一方、野球場、ゲートボール場、テニスコート、芝生広場、多目的ホールなどを持つ太地町も約1600万円を計上しているが、施設の使用料などで約240万円の収益があるという。 国との契約では両町とも27年7月まで土地・建物の所有権移転はできず、その間は事業者が現れるまで維持管理費を負担し続けなければならない。老朽化したホテル棟を抱える那智勝浦町関係者からは「ボアオにやらせておけば、町の負担は軽減できたのに」との声も聞かれる。 ■事業者を公募 20年11月、両町の議会、地元区長会、行政関係者らで構成する「跡地利活用検討委員会」が発足。跡地開発を行う事業者を公募したところ、NPO法人(特定非営利活動法人)、医療法人、社会福祉法人など5件の応募があり、最終的に湊組に絞られた。 湊組の事業計画では太地町の所有地で海産物即売所のような事業を始め、徐々に拡大。5年後にホテル棟を改装オープンするとしているが、先行事業で年間10億円の売り上げがなければ、ホテル棟の改装オープンは中止になる可能性がある。これに対し那智勝浦町側は「5年間、維持管理費を負担して中止になれば…」と難色を示している。 契約の締結は両町長の判断に委ねられるが、現状では那智勝浦町議会の承認は難しく、計画の見直しを含め湊組とどう交渉していくか。跡地開発問題は正念場を迎える。 産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090629/wky0906290232001-n1.htm |