Re: 和歌山県 心霊スポット 体験 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2022/12/5 8:11 田辺市龍神村には安倍晴明が封じ込めた妖怪話が複数あるが、これはまぁまぁ有名 ほとんど知られてないものを挙げるなら、、 由良町興国寺は暗殺で落命した鎌倉右大臣源実朝卿の供養塔が残る、まさに心霊スポット 由良の海の和歌を残した縁から、この寺が菩提を弔うため創建された また初代「虚無僧」伝説も存在 その正体は楠木正成の孫の正勝、和歌浦遊覧に来た仇敵足利将軍義満の命をつけ狙い失敗死した逸話あり 南朝年号「興国」の寺号を与えた南帝の後村上天皇も無念の最期を遂げており、この3人が亡霊化して現れても不思議はない寺 和歌山市和佐の城ヶ峯と、有田市宮原の岩室山 ともに徳本上人の修行地で、その共通点は南北朝から戦国にかけての守護畠山氏の城跡だったこと 初代畠山義深が和佐城、その子の基国が岩室城の主 和佐城すぐの高積山には敵将塩谷の亡霊伝説が伝わり、子孫の畠山高政が慰霊している しかし高政は父の政国と同様に岩室城で没し、管領家畠山氏は実質滅亡という憂き目に遭う末路 お館様の怨念に恐れをなした有田の民衆が岩室を「魔所」と呼んで忌避し、江戸時代まで誰も近付かなかったらしいが、日高出身の高僧徳本がそこで修行を重ね供養、和佐・岩室ともに揮毫した「南無阿弥陀仏」の石碑が今も残ってる ちなみに徳本さんは、暴君と呼ばれた八代藩主の徳川重倫に和歌山城に呼びつけられ処罰されるピンチだったのを、逆に気高いオーラで重倫を平伏させた、という凄い逸話の持ち主 |