Re: 漆の絆 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2024/2/12 20:26 石川県能登地方との絆といえば海南市の大野山 そこの城、かつて大野城に入った紀伊守護大名の初代が畠山基国だが、彼は本格的な拠点をやがて広川に移し、それを嫡子の満家に継がせた (黒江塗の漆器は、この室町時代から興った産業) 一方、次子の満則を引き続き大野に住まわせ、その城主とした 後年、畠山氏は分国の能登に新たな守護家を設け、満則あらため畠山満慶がその初代となり、能州七尾に移った 現在、東京で著名なミュージアム・畠山記念館を創立した元華族の畠山家は、この能登畠山氏の子孫であり、その元はここ紀州の山城が出発点だった訳である ちなみに紀伊畠山氏は現在は祖先の足利氏を名乗っており、和歌山県とはもはや無縁状態 |