Re: 根来寺と根来衆について |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2024/9/29 14:25 かつて紀州の根来と雑賀は、実は犬猿の仲だった (→宗派が全く異なる。また根来寺は政長流畠山氏の、雑賀ら本願寺は義就流畠山氏の傘下で活動してきたのも遠因) 小説『信長の傭兵』『鉄砲無頼伝』で根来衆を書いてる津本陽。『雑賀六字の城』では雑賀衆(正しい言い方は雑賀一揆)も取り上げている それらの作品から感じるのは、『尻啖え孫市』を書いた司馬遼太郎への強烈なアンチテーゼと対抗心である さすが地元出身の文豪、本当の和歌山人である彼はちゃんと知っていた。雑賀孫一(本名は鈴木重秀)なんて奴は決して英雄などではなく、郷里を売国してのし上がろうと企んだ野蛮な土豪だった、と 嘘や欺瞞はこの世界どこにでも満ちており横行してる。注意力のない人はいつでも簡単に騙される |