新紀南病院の経営を問う |
投稿者: 県議会議員 原ひでお 投稿日時: 2006/12/6 15:18 新紀南病院の経営を問う1 県議会議員 原ひでお 新病院建設後、紀南病院の経営が苦しくなっているが、その経営を随意契約で決まったコンサルタント業者と委託業者が主導して進めているのは何故これは私だけでなく「病院職員」の疑問でもあります。私は紀南病院の委託費にメスを入れ、その問題点を市民に提起したい。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 事実関係はこうだ。 【紀南病院の施設管理(警備・清掃・空調・電気等)を全面委託で行うことが決まり、業者選定の方法は公募型プロポーザル方式(随意契約)とした。結果「日本空調サービス蝓廚選ばれた】 そこで疑問 ●なぜ全面委託なのか ●なぜ施設管理委託にプロポーザル方式採用したのか(管理運営まで含めた病院施設の業者選定に採用されたことはない) ●地元業者を入れなかった理由がわからない 病院の警備や清掃は、指名入札でも地元業者で充分。病院職員には空調・電気などの資格を有する技術者もある。地元への委託・病院組織による管理でも可能なのになぜか? (表)をみればわかるように「元請業者」より「下請業者」の方が10倍も会社の規模が大きい、何とも摩珂不思議な構図。そして実質は「孫請」が代行している。 hおかしくはありませんか?f また、日本空調サービス蠅悗琉兮費は年間約2億円で契約している。この金額は果たして適正なのか?高くないのか?有資格の病院職員ができる仕事も考慮するならもっと節約できないか? 実は私の調査では、1億数千万円で充分できることがわかった。 ほかにも、物品供給(SPD)を「サクラ蝓廚飽兮。費用は8200万円。これもおかしい。さらには、「医療事務委託をhハルク社fに委託」している件も、問題としてクローズアップされている。これについては病院内部からの意見提起に期待したい。 私は以前、ITセンター(ビッグU/田辺市新庄町)についても同様の問題を提起した。h病院経営の如何によっては私たち市民の税金が赤字補填に使われるfという現実を認識しておいていただきたいし、行政(官)と業者の関係について問題が噴き出している昨今だからこそ、「病院経営の全面委託がコスト面からみて果たしてよいのかどうか!」田辺市民に問いかけたい。 【プロポーザル方式とは…】 元来の意味は競争・競技。建築設計の業者選定時 に使われる方式、競技設計(コンペ)用語 〈元請〉 日本空調サービス 本 社 名古屋市 資本金 11億4千万円 従業員数 607名 〈下請〉 日東カストディアルサービス 本 社 東京都 資本金 136億円 従業員数 5500名 〈田辺市周辺業者〉… 現場の受注者 |