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県の裏金返済早まり3月給与で天引き完了 カラ出張などで飲み食い14億円の後始末

投稿者: 和ネット 投稿日時: 2007/1/9 0:09

 1997年、県職員がカラ出張やアルバイト職員の水増し、架空の事務用品の購入などで、94年から96年度までの3年間で約13億4448万円の裏金づくりをし、官官接待や冠婚葬祭費、飲み食いに使っていたことが発覚したため、幹部職員約600人が、利子分(年利5%)を含めて約14億9742万円を10年計画で返済を決め、毎月の給与から責任額を天引きし続けた結果、当初、今年10月まで返還の予定が、落伍者もなく順調で7か月早まり3月20日の給与を最後に完済できることがわかった。市民オンブズマンわかやま(畑中正好事務局長)の住民監査請求などから、県が「予算執行調査改善委員会」を設置して内部調査し、巨額の裏金が判明していた。最近、大阪府や岐阜県などで、相次ぎ裏金が発覚したが、県は庁内ぐるみの悪しき慣習を総さんげし、早々と断ち切った。
 この裏金づくりは、県土木部(現・県土整備部)が、実際には職員が宿泊していないのに、深夜業務をでっち上げて宿泊扱いにして宿泊費を懇親会や冠婚葬祭のためプールしたり、他の部局もアルバイトの水増し分計約6200円も不正に取得するなどしていた。オンブズマンの指摘で県の内部調査で裏付けられたため、当時の西口勇知事は即決返還の方針を決めた。知事の給与の天引き返還は、公選法(寄付行為)に違反するため、給与の50%減給1年間の処分。特別職は任期制のため退職時の返済責任はないが、副知事は毎月6万円、出納長は同5万円を給与から天引き。部長級は月々4万円から3万円(完済責任額350万円から260万円)、次長級は同2万5千円(同210万円)、課長級は2万円から1万3千円(同160万円)などが天引きされ、退職時に責任残額を完済することで、幹部職員の任用時に誓約書を提出させた。
部長退職した後、特別職となった副知事、出納長は、部長退職時に責任完済額を支払った後も改めて天引きが続く徹底ぶり。、各種委員会役員就任者も改めて天引きされた。県職OBも自主的に約516万円をカンバした。
総返済額は年間約1億2600万円で、3月20日の給与日に課長級以上581人の天引きを最後に終了する。当時、部局別の不適正の裏金額は、総務部が約2億3388万円▽企画部2849万円▽生活文化部約4464万円▽福祉保健部約1億5204万円▽商工労働部6193万円▽農林水産部約2億9158万円▽土木部約3億7827万円▽企業局・各種委員会約687万円▽教育委員会約8479万円。また、裏金の科目別では旅費が約10億4864万円▽食料費約1億3010万円▽消耗品費約6721万円▽賃金約6239万円▽その他約3608万円。
 総務部長や財政課長で県に出向の幹部は、異動で来県しているので、実際、裏金に関わっても返済の義務を免除した。このため、自治省から出向して93年4月から97年3月まで4年間、県総務部長を務めた木村良樹前知事は、総務部長当時の官官接待などの飲食に使った裏金の返済を免れた。木村知事1期目の副知事中山次郎氏、出納長の大平勝之氏、2期目の副知事小佐田昌計氏や出納長の水谷聡明氏も県職員幹部で返済責任額の完済を果たした後も特別職在任中、給与の天引きを続けていた。


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