| 検証：市の再生かけ４氏が表明 和歌山市長選あす告示 |
投稿者： 名無しさん 投稿日時： 2009/11/14 2:14 検証：市の再生かけ４氏が表明 和歌山市長選あす告 ：ペンギンさん 弥次郎兵衛さん・・・時代はＩＴエポックメイキングにより「学歴偏重時代終焉！」 ：「点取りテクニック教授られた知識」⇔「庶民生活豊かにする想像力」 Re: 和歌山市長候補ランキング 市の再生かけ４氏が表明 和歌山市長選あす告示 公立大学関連議案が和歌山市議会で否決されたのを受けた旅田卓宗前市長の辞職に伴う和歌山市長選挙は８月18日告示、25日投開票で行われる。本紙は、既に立候補を表明している元新聞社社員の大橋建一氏（56）、前市長の旅田卓宗氏（57）、行政書士の永長敏昭氏（53）、元市職員の前岡正男氏（45）に、市政に取り組む姿勢など所信を聞いた。掲載は五十音順で敬称略。記事は８月８日現在。 （写真＝左から前岡正男氏、永長敏昭氏、旅田卓宗氏、大橋健一氏） ◆◆有権者にもっとも訴えたいことは 大橋 スキャンダルや疑惑に満ちた市政から徹底した情報公開と住民参加によるガラス張りの行政に変えたい。人口減や景気低迷による沈滞した和歌山市から活気のある健康的な都市に変えたい。 まじめに暮らす市民が胸をはって誇れる和歌山市に建て直したい。 旅田 旧丸正を公立和歌山創造大学へと蘇らせ、都心の再生への起爆剤にする。創造大学を1000人の大企業の立地と考え、産業界の活性化を促す。世界の大学と結ぶネットワーク大学の核施設とし、産業界活性化を期する。周辺に約500社のＳＯＨＯ群を構築し、和歌山キャッスルバレーを作る。 永長 市長の給料では及ばない選挙資金。腐敗は続き、平等な市政は望めません。ながおさ敏昭は金権政治とは全く無縁です。どことも癒着はありません。その証がクリーンな選挙活動。生まれ育った和歌山で志で戦います。 前岡 どの市長も自分の票集めのため特定団体や一部の取り巻きの利益をはかり、税金の使い方、組織の使い方をゆがめ、市役所がやるべき仕事をおろそかにしてきた。そんな市政の流れを断ち切り、普通の市民の声の通る、ウラのない公平な市政を実現し、和歌山を住みよいまちにしたい。 ◆◆公立創造大についてどう考えるか 大橋 「大学」問題については、市議会で否決されたことでもあり、この際、白紙に戻します。改めて市民の皆さんのご意見を聞き再検討したい。 旅田 旧丸正跡を活用した公立和歌山創造大学こそ、都市再生のラストチャンス！ 永長 大学は白紙撤回。赤字の元凶です、丸正跡は市民共有の思い出の地。老若男女を問わず、利用できる商業施設としての復活を望みます。 前岡 白紙撤回すべき。市の財政は歴代市長の失政で倒産寸前。良い大学をつくるなら思い切った投資が必要だが、今の市では不可能。少子化の中で競争の激しい大学経営に、理念もノウハウもない市が乗り出しても成功は期待できない。 ◆◆市長になれば10年後の市はこうなる 大橋 義務教育、生涯教育の充実による文化都市、新産業の芽生えによるベンチャー都市、自然環境を大切にする環境都市。人々の交流が盛んな都市を目指す。 旅田 夢いっぱい、愛いっぱい、花いっぱいの街となり、日本の中で小さくともキラリと光る、街に生まれ変わる。 永長 腐敗を断ち、おごり私物化のない真摯な市長によって行政と市民のあいだに信頼を実現し、いかなる難題も市民全体で解決に向け進む、希望あふれた和歌山市となっています。 前岡 全国の都市の行政改革のお手本となり、イメージは向上する。「子どもを育てるなら和歌山市」、「和歌山は安心して住める美しいまち」と若年の子持ち夫婦、高齢者家族が移り住んでくる。 ◆◆若者流出、地場産業弱体化の対策 大橋 地場産業における技術革新や新製品の創出と、新たな事業を生み出す起業家を支援する。また、観光、環境、ＩＴなどの新産業を育てることにより、若者が生きがいを持って働ける場をつくっていく。 旅田 公立和歌山創造大学設立と、その周辺に和歌山キャッスルバレーを構築することによって、和歌山市の産業界を活性化させ、そのことにより解決することができる。 永長 能力開発の気運を高め、創業・異業種進出の人材を確保。官民一体の「しごと情報ネット」を構築し、若者に働きやすい和歌山を作ります。景気回復の起爆剤として公共事業の地元発注100％を目指します。 前岡 着実な都市基盤整備と暮らしやすいまちづくりが長期的には、人口の流出を防ぎ、産業を活性化させることにつながる。地場産業については、新しい時代に対応した商品開発、販売戦略が必要で、それにつながる人材育成を、和歌山大学等の教育・研究機関と連携して推進していく。 ◆◆和歌山の長所と乗り越えるべき短所 大橋 すばらしい環境を循環型社会により守っていきたい。行政が利権の温床になっている現状を打破したい。 旅田 長所はすばらしい海辺空間。変えなければならない短所・・利権屋の排除・排他性・建設的でない、粗探しの議論をすること。 永長 長所は豊富な自然、人情の厚さ、豊富な食材。変えねばならない 短所は腐敗が続いても長いものに巻かれ、保守的。 前岡 長所は、コンパクトな都市構造の中になんでもそろっていること。住み・働き・遊ぶ場として完結できる。短所は閉鎖性。住民がホスピタリティに欠け、視野がせまいと感じることが多い。 ◆◆最近感銘を受けたこと 大橋 ふるさとの景色と人情。「帰ってくるのを待っていました」と多くの方から期待を込めて声をかけられていること。 旅田 心臓病で苦しむ竹井俊隆君の手術に際し、和歌山市民が好意的に自発的に立ち上がり寄付等で手術費を募ったこと。 永長 独断、突発的出馬ですが、表明を聞きつけた方々から頂いた激励ひとつひとつです。心より深く感謝申し上げます。 前岡 近親の者が入院したある病院の対応。患者や家族の気持ちをあくまで尊重し、とことん説明する、プロ意識に徹した医者・看護婦たちの姿に、市役所改革の方向性を見た気がした。 ◆◆子どもたちに贈りたい言葉 大橋 ふるさとの素晴らしさと自分の可能性を信じ、目標を決めて、未来に希望を持って進もう。 旅田 風に向かって進め！ 永長 人生は一人ぼっちじゃ生きていけない。多くは要らない。真に相談できる友を作ろう。友は一生の財産です。 前岡 「学ばずは卑し」（学校の勉強のことだけじゃないけれど、人に教わらない、本も読まないということは、かっこわるいことなんだよ！） ◆◆プロフィール 大橋 ふるさとの景色と人情。「帰ってくるのを待っていました」と多くの方から期待を込めて声をかけられていること。 旅田 心臓病で苦しむ竹井俊隆君の手術に際し、和歌山市民が好意的に自発的に立ち上がり寄付等で手術費を募ったこと。 永長 独断、突発的出馬ですが、表明を聞きつけた方々から頂いた激励ひとつひとつです。心より深く感謝申し上げます。 前岡 近親の者が入院したある病院の対応。患者や家族の気持ちをあくまで尊重し、とことん説明する、プロ意識に徹した医者・看護婦たちの姿に、市役所改革の方向性を見た気がした。 大橋 ふるさとの素晴らしさと自分の可能性を信じ、目標を決めて、未来に希望を持って進もう。 旅田 風に向かって進め！ 永長 人生は一人ぼっちじゃ生きていけない。多くは要らない。真に相談できる友を作ろう。友は一生の財産です。 前岡 「学ばずは卑し」（学校の勉強のことだけじゃないけれど、人に教わらない、本も読まないということは、かっこわるいことなんだよ！） ▽大橋建一氏＝東京の戸山高校、東京大学文学部を経て、71年毎日新聞社。奈良支局を皮切りに大阪本社と東京本社の各整理部に勤務。社長室時代は毎日新聞の長期計画作りに携わる。00年から制作技術局次長兼工程センター室長を務め、今年７月末退職。 ▽旅田卓宗氏＝和歌山工業高校卒業後、県警察官に。71年に和歌山市議に当選し、74年の補選で県議に。86年に和歌山市長に当選したが、３期目の95年10月に和歌山県知事選出馬のため失職。99年１月に市長に返り咲いたが、今年７月に辞職。 ▽永長敏昭氏＝奈良の智辯学園高、愛知学院大学を経て、同大学院中退。ガス器具製造販売のターダ勤務を経て、1977年から和歌山市内で社会保険労務士、行政書士事務所を開所。現在、県行政書士会理事、経営者団体ワカヤママネージメント協会会長。 ▽前岡正男氏＝創価高校、東京大学法学部を経て、85年から和歌山市役所。下水道管理課、高齢者福祉課、財政課ほかに勤務。91年から２年間、アメリカのジョージア工科大学大学院で都市計画を学ぶ。02年３月に退職し、現在、和歌山都市行政研究会代表。 |
