Re: 和歌山 これはちょっとな |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/1/10 13:56 非常識電話後絶たず 昨年 適正利用率は最高だが・・・ 「110番の日」(10日)を前に、県警は昨年1年間に寄せられた110番の受理状況をまとめた。いたずら、無言電話、間違い電話などの「非有効件数」は年々減少しており、有効件数の割合が全体の81%を占め、過去20年間で最も高くなった。一方、「ビールを買って来てほしい」といった非常識な電話も後を絶たず、県警は適切な通報を呼びかけている。 地域指導課によると、昨年の110番の受理件数は、前年より256件多い7万2684件。そのうち、有効件数は5万9170件(前年比2568件増)、非有効件数は1万3514件(同2312件減)だった。 有効件数の割合は、1980年代から低下傾向をたどり、94年には54%にまで落ち込んだ。県警がイベントなどで適正利用を呼びかけ、2000年の3万7248件をピークに、非有効件数が減少に転じている。 ただ、少し確認すれば、事件事故とは関係ないと分かる「早とちり、勘違い」による通報や、健康に関する相談、商業施設への苦情など警察の業務とは関係のない内容や、緊急性が低い通報も依然多いという。 また、携帯電話からの通報も年々増加し、昨年は65%にあたる3万8485件(2657件増)が携帯から。携帯からの通報者は、自分の位置を把握していないことが多く、現場到着が遅れがちとなっていた。が、昨年4月、携帯電話の位置情報が検索できる新システムを通信司令室に導入。認知から現場到着までの時間は7秒短縮し、平均6分25秒となった。 県警地域指導課の担当者は「不急の通報が増えると、緊急時に混乱が生じる恐れがある。通報前に、一度常識に照らしてほしい」と話している。 警察の業務に関する各種照会や相談は、専用ダイヤル「#9110」で受け付けており、こちらを活用するよう呼びかけている。 ◆早とちり、勘違いの例◆ 「路上に座り込んで、包丁を研いでいる男がいる」(包丁の行商人だった) 「夜中に目を覚ますと、隣で寝ているはずの夫がいない」(別室で寝ていた) 「体を粘着テープで縛られ、真っ暗な部屋に監禁されていた」(夢だった) 「スーパーでの買い物中に、車が盗まれた」(実際は自転車で来ていた) ◆警察と無関係な通報の例◆ 「電気コンロのスイッチが切れない」(ブレーカーを落とすように指導) 「訪ねた店のトイレが汚いので、どうにかしてほしい」(お店に申し出るよう指導) 「尿がなかなか出ない」(病院に相談するよう指導) 「後でお金を渡すから、缶ビールを買ってきてほしい」(自分で買いに行くよう説得) (2010年1月10日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20100109-OYT8T00957.htm |