Re: 永住外国人の地方参政権について |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/1/13 1:50 外国人参政権、調整難航も=政府・与党に異論 政府は永住外国人に地方参政権を付与する法案について、18日召集の通常国会への提出を目指す。しかし、民主党内に慎重論が根強いことに加え、国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相も法案に反対を表明しており、実現へのハードルは高い。 「政府部内で日韓併合100年というタイミングでもあることをもって、いろいろと検討している」。鳩山由紀夫首相は12日、記者団にこう語り、参政権法案の年内成立を図りたい考えを示した。 永住外国人への地方参政権付与は、小沢一郎民主党幹事長のかねてからの持論だ。小沢氏は昨年12月に韓国を訪問した際、「通常国会にはそれが現実になるのではないか」と述べ、早期成立に強い意欲を表明。11日の政府・民主党首脳会議でも「日韓関係を考えるなら、政府がやるべきだ」と、政府提出法案として調整を急ぐよう重ねて求めた。 小沢氏が積極的なのは、日韓関係にプラスになるという表向きの理由だけでなく、夏の参院選の選挙運動や、民主党の基盤が弱い地方議会などの選挙で、在日本大韓民国民団(民団)などの支援が期待できるためとされる。さらに、公明党もこの問題に熱心であることから、党内に賛否両論を抱える自民党との分断を狙っているとの見方もある。 しかし、同法案をめぐっては民主党内も賛否が分かれている。政府・民主党首脳会議では、慎重派の平野博文官房長官が「党は大丈夫なんですかね」と指摘したのに対し、輿石東参院議員会長が「党は党でやる。政府もしっかりやるべきだ」とクギを刺す場面があった。 亀井氏も12日の記者会見で、「国民新党は賛成していない。参政権は慎重に扱うべきであり、参政権を得たい人は帰化すればいい話だ」と反対姿勢を改めて強調。政府・与党内の調整は難航が予想されており、平野長官は同日の会見で「与党の皆さんに理解していただかなくてはならない」と厳しい表情を崩さなかった。(2010/01/12-22:54) (時事通信) http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010011201072 |