Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/1/29 5:19 求人が大幅減 田辺市での企業面談会 1月28日17時0分配信 紀伊民報 一般求職者と今春卒業予定の高校生、学生らを対象にした「企業合同面談会」が27日、和歌山県田辺市内のホテルであり、144人が来場した。参加企業は31社、求人数は116人。企業数は昨年よりも2社減にとどまったものの、求人は70人も少なかった。 和歌山労働局、県などの主催。参加した事業所や企業などの地域別内訳は田辺市18、西牟婁郡9、日高郡3、御坊市1。業種別では梅干し製造や計量器製造など製造業、建設業、情報通信業、自動車販売業、ホテルなどのサービス業などがあった。 求人数は2007年同時期の合同企業面談会で356人だったが、それ以降は減少が続いている。今回の求人116人の内訳は、正社員が昨年より64人少ない68人、契約社員が17人増の34人、パートタイム労働者が23人減の14人。昨年に続き、正社員が大幅に減少した。 和歌山労働局によると、参加企業数よりも求人数の減少が目立っており、企業は景気の先行きが見通せずに採用を絞っている傾向があるという。求人が出ていても内定に結びつきにくいなど、企業の人材選択の目が厳しくなっている。 会場には「地元で働きたい」という希望を持つ人が多く訪れた。参加した女子生徒(18)は「地元で働きたいが、採用試験を受けても落ちてしまっている状況。地元で働ければいいけれど難しいかもしれない」。今年1月に県外から地元に戻った男性(21)は「飲食関係などの仕事に就いてきたが地元に戻りたいと思って参加した。いい仕事が見つかれば」と話した。 事務系を志望している無職女性(40)は「パソコンや簿記などの職業訓練を受けている。ハローワークなどにも行っているが正社員の募集は限られている」と硬い表情を見せた。職業訓練しながら就職活動をしている19歳の男性は「希望している職種での求人があまりない。厳しい状況なので、もう一度進学することも考えている」と話した。 一方、企業側からは「即戦力としての人材を求めている。景気が厳しい中、企業としても人材を育てる余裕がないところは多いのでは」という声や「『こんな仕事がしたい』など具体的なやる気を見せてほしい」などと求職者の仕事への意欲の低さを残念がる声もあった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100128-00000009-agara-l30 |