Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/2/22 11:05 21年分県貿易 輸出入とも最大の落ち込み 和歌山税関支署 2010.2.19 02:24 和歌山県の平成21年分貿易額は輸出入とも過去最大の落ち込みを記録したことが18日、和歌山税関支署の調べでわかった。下降に転じたのは輸出では平成11年、輸入では13年以来。貿易額は輸出入とも17年の水準にまで落ちた。同支所は「世界的な不況と重油価格の下落が響いた」と分析している。 輸出額は4307億円で前年比33・0%(2122億円)減、輸入額は4279億円と同45・9%(3628億円)減。合計では8586億円と前年より40・1%(5749億円)下落した。 輸出の内訳は、台湾向け鉄鉱原料(スラブ)が同26・4%(903億円)減少し2519億円▽シンガポール向けの石油製品が37・5%(654億円)減り1090億円▽原油施設用パイプが94・2%(242億円)の大幅減で15億円−など。鉄鋼の減少は世界的不況や需要の落ち込みによる。石油製品については原油価格の下落が主要因。パイプはオイルライン建設の需要減が響いた。 輸入では、アラブ首長国連邦からの原油および粗油が49・6%(2684億円)とほぼ半減し2724億円。韓国からの石油製品で51・6%(317億円)減の298億円。オーストラリアからの鉄鋼用石炭が31・6%(212億円)減の459億円。いずれも需要減による価格下落が理由と同支署では分析している。 この結果、輸出入とも減少幅は調査を始めた昭和54年以来最大となった。これに次ぐ大幅減少は、輸出では住友金属の高炉生産集約があった昭和58年、輸入では円高不況の61年。 全国平均では輸出33・1%減、輸入34・9%減で県と大きな違いはなく、同支署は「全国と同じく、世界的な不況が原因」とするほか「前年度が北京五輪特需で過去最高だったことも下降幅を大きくした一因」とみている。 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/100219/wky1002190224002-n1.htm |