| Re: ２０１０年日高川町町議会選挙 |
投稿者： 名無しさん 投稿日時： 2010/4/10 19:03 日高川町議選 前哨戦最終盤の戦力を分析 任期満了に伴う日高川町議選は、13日の告示まであと２日。定数16に対し、現職14人、新人４人の計18人が２人オーバーの激しい前哨戦を繰り広げている。新町となって２回目の選挙で、特に大票田の川辺地区では、地盤が小さい中津、美山地区の立候補予定者が「１票でもほしい」と攻勢をかけ、現新入り乱れての大混戦となっている。本番を前に前哨戦最終盤の戦力を分析してみた。 （文中敬称略） 【川辺】（有権者５４３９人）全有権者の６割を占める大票田で現・新８人が立候補予定。地元陣営がしのぎを削る一方で、中津・美山の陣営も票の上積みへ攻勢をかけており、空き家で浮動票が多い小熊が草刈り場。早蘇地区では瀧口、井藤満人、井藤清、入口の現職４人が乱立。そんな中、三百瀬の井藤清は地元を固めつつ定数削減問題（賛成派）などで追い風に期待。早藤の瀧口は和佐や入野など早蘇近隣エリアでの支持獲得に努める。あと２氏も他地域からの獲得がポイントで、三百瀬の井藤満人は川辺全域で必死の活動。平川の入口は県議筋の協力と豊富な運動量で地盤の小ささをカバー。矢田地区は現・新１人ずつで、土生の現職・堀は、５年前の首長選当時の阪本派の票を固める一方で、定数削減賛成の姿勢を貫いている。若野の新人・堀江も、定数削減賛成を中心とした懸命の訴えで、出遅れからの巻き返しを図る。丹生地区も現・新１人ずつで山野の現職・熊谷はこれまでの支持票を固めつつ、引退票獲得にも躍起。和佐の新人・山本啓司は地元を中心に町内全域での支持獲得に努めている。 【中津】（１９２０人）現職４人が予定。前回の町議選で今回の予定者以外に流れた１１５９票の動向に注目が集まる。高津尾の信濃は、他陣営からの攻勢をブロックしながら川中や子十浦方面へ進出。下田原の林は運動量がトップクラス。中津での引退票を狙いながら、美山や川辺でも精力的。坂野川の共産党・原は、組織票をもとに、地元と丹生地区での上乗せを目指し、船津の龍田は他陣営からの切り崩しに合いながらも懸命のディフェンスで流出阻止を図る。 【美山】（１７１０人）少ない票田に現・新６人が乱立。「１人は涙を飲むのでは」との声が多い。皆瀬の現職・吉本は、同地区からの新人出馬の影響が大きく、知人など頼りに他地区での得票に必死の形相。一方、同地区の新人・小畑は地元丸山地域を基盤に美山全域を精力的に駆け巡る。熊野川の現職・岸本は最多７期、村議選で数回トップの実績を生かした戦い。初湯川の共産党現職・山本喜平は、地元と矢田・早蘇地域で支持を呼びかける。同地区の新人・柏木は定数削減の請願人代表。川辺に陣を構えての訴えと知名度がどれだけ町民に浸透するかがカギとなりそう。寒川の現職・山口は、他陣営の侵入は許さないとばかりに、徹底防戦を続けている。 （日高新報） http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2010/04/post-2040.php |
