| Re: 続「和歌山県庁捜索へ」 |
投稿者： 名無しさん 投稿日時： 2007/5/16 21:12 木村前知事第３回公判 / 和歌山県 2007/05/16 19：27 県が発注した公共工事をめぐる一連の談合事件で収賄と談合の罪に問われている前知事の木村良樹被告に対する第三回公判が、今日、大阪地方裁判所で開かれ、木村被告は一連の官製談合について「大阪府のゴルフ場経営者と元出納長を引き合わせたことに起因する」と改めて責任を認めた上で、談合に至った経緯を自ら説明しました。 起訴状によりますと前知事の木村良樹被告は、県が発注する公共工事の受注者決定等に関与できるよう有利な取り計らいを行った謝礼として元ゴルフ場経営者、井山義一被告から現金１０００万円を受け取った収賄の罪と、平成１６年に行われた田辺市内の国道３７１号の工事など３件の入札で、落札業者を決めるなどして公正な入札を妨害した談合の罪に問われています。 今日、大阪地方裁判所で開かれた第三回公判で、弁護側の木村被告に対する被告人質問が行われました。 木村被告と井山被告は平成１０年か１１年頃、木村被告が大阪府の総務部長時代に知り合いましたが、初めて県知事選挙に立候補した際に、親身になって応援してくれたことから信頼するようになり、親しくなったと井山被告との関係について説明しました。 また、一連の官製談合事件を引き起こしたのは水谷元出納長を審議監に登用し、県内の窓口として井山被告に引き合わせたことに起因すると述べ、改めて事件に対する責任を認めました。 ただ、井山被告と水谷元出納長が具体的にどんな話しをしていたかは把握していなかったとしています。 一方で、木村前知事は、トップダウンで思い切った県政運営に取り組もうと考え、計画していた事業を凍結したり、緑の雇用事業を提唱したことをあげて、知事就任直後から、改革派の知事として県政に取り組んできたことをアピールしました。 しかし、知事個人の親睦団体から家族旅行の費用や自家用車の車検代などが支払われていたことについては、事実を認めた上で、県職員の「こちらでちゃんとします」という言葉に甘え、あえて出所は聞いていなかったと説明しました。 今日で弁護側の被告人質問は終了し、次回の公判では検察側の被告人質問が行われる予定です。 （テレビ和歌山） http://www.tv-wakayama.co.jp/news/ |
