Re: 次期参議院選挙の行方は? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/6/2 4:28 夏の参院選へ各陣営の動きが活発化 和歌山 国会の会期末が迫り、夏の参院選に向けた各陣営の動きが熱を帯びてきた。和歌山選挙区(改選数1)に立候補を予定しているのは自民現職の鶴保庸介氏(43)、民主新人の島久美子氏(54)、共産新人の吉田雅哉氏(34)。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐって社民党が連立政権を離脱するなど政局が風雲急を告げる一方、各陣営とも足元を固めることに余念がない。 30日、和歌山市内のスーパー前で声をあげたのは鶴保氏。政府の沖縄政策や子ども手当の矛盾を指摘し、「鳩山政権への失望の声を聞くが、政治に対する失望はすべての否定。みんなで国をよくしようと立ち上がらなければ」と訴えた。 すでに和歌山、田辺、新宮の3市に事務所を構えたが、国会開会中は本会議に出席するため週3日は東京。「週末を中心に、時間のある限り街頭演説や支援者まわりをしたい」(陣営幹部)。31日は各支持団体をまわり着々と組織を固める。社民の政権離脱にも「戦い方を変えるつもりはない」とする。 「雲の上の政治家では政治は変えられない。市民目線を国政に届けたい」。島氏は18日、応援に駆けつけた原口一博総務相とJR和歌山駅前でそう訴えた。 約30年にわたって地域や子育てを支援するNPO活動に携わってきたが、県政界に足場はなく、陣営幹部は「知名度アップ」が最優先課題としている。このため街頭演説をこまめにこなし、5月末時点で2000回行った。県内の民主衆院議員らとミニ集会に顔を出し支持を訴えている。 そんな中、社民党が30日に連立政権を離脱。島氏への推薦を同党に求めてきた民主県連の藤本真利子幹事長は「影響は大きい。推薦について、今週末までに社民県連と話し合う予定」。一方で社民県連の井口弘幹事長は31日、「推薦は難しいと思うが、選挙協力は今後の話し合いで決める」とした。 吉田氏は18日、和歌山市内で事務所開き。「最低賃金を引き上げ、子育て支援、子供の医療費無償化に取り組む」と語り、選挙活動を本格的にスタートさせた。一日十数カ所での街頭演説のほか、ミニ集会を県内全域で行っている。 昨夏の衆院選では、政権交代を望む共産支持者の票が民主党に流れたともいわれ、党県委員会は「自民、民主に不信感が募る中、参院選は支持層を広げる絶好のチャンス」。農林水産関係の団体と意見交換の場を増やすなど、新たな支持層の開拓を狙っている。 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/100601/wky1006010234003-n1.htm |