Re: 和歌山いろいろ |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/6/2 5:47 梅にウイルス増殖抑える物質 和歌山県立医科大学を中心とした研究グループが、梅の中にインフルエンザウイルスの増殖を抑える物質があることをつきとめ1日、県庁を訪れて仁坂知事らに報告しました。 この研究は県立医科大学の宇都宮洋才准教授と和歌山工業高等専門学校の奥野祥治助教らが共同で、田辺市やみなべ町の梅干し加工会社と協力して進めています。 1日は、2人の研究者のほか、梅干し加工会社の社長らが県庁に仁坂知事を訪ね、梅に関する新たな発見について報告しました。 それによりますと、梅や梅干しの中に、インフルエンザウイルスの増殖を抑える「エポキシリオニレシノール」という新たな物質を発見したということで、イヌの培養細胞を使った実験ではインフルエンザウイルスの増殖を約90%抑えることができたということです。この物質は、カカオ豆でつくるチョコレートなどに含まれ、細胞の老化を防ぐ作用があることが知られる「ポリフェノール」の1種だということです。 研究にあたった奥野助教は「梅には今回発見した物質以外にも健康に有効な物質が多く含まれている可能性があり、どのように健康増進に生かせるかをさらに探っていきたい」と話していました。 梅干し加工会社の社長の1人は「梅干しの需要が減少するなか、新たな発見はたいへんうれしい。今後、商品化につなげたい」と話していました。 06月01日 19時07分 (NHK和歌山放送局) http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044729451.html |