Re: レームダック鳩山政権 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/6/6 7:17 本気か冗談か…緊張感なく鳩山首相ギャグ連発 配信元:産経新聞 2010/06/06 00:23更新 菅直人新首相と鳩山由紀夫首相の2人の「首相」が4〜8日の5日間にわたって存在し、かつ政権中枢が“真空状態”となる異常事態に陥っている。小沢一郎幹事長らが描いたこの政権交代スケジュールは、民主党がいかに国の統治システムや危機管理に疎いかを如実に示している。 鳩山氏は5日、都内の東京工業大で講演し、こう語った。 「こんにちは。内閣総理大臣と紹介され、恥ずかしい思いで聞きましたが、正確に言うとまだ総理です。菅君が首班に指名されましたが、天皇陛下の任命式があって初めて正式な総理大臣になる。その間は国家の一大事があれば私が仕事をしなければならない」 憲法の規定により、新内閣が発足するまでは総辞職した内閣が職務を執行する。万一、大規模災害・事故が起きたり、外国が侵略する事態が起きれば、自衛隊の最高司令官は鳩山氏となる。鳩山氏はこれを説明したかったようだが、すでに4日の閣議で全閣僚の辞表を取りまとめ、花束を受け取って首相官邸を後にしており、その緊張感は全く感じられない。 鳩山氏は講演で、「イラ菅」のあだ名のある菅氏を「私よりも1000倍も頭が切れるが、時々切れすぎる」と揶揄(やゆ)。退陣の引き金となった実母からの資金供与問題を念頭に「米国留学時代は貧しい学生で仕送りが年間1500万円、いや150万円だった」と語るなど冗談を連発した。自らがマニフェストで約束した「子ども手当」も「満額にすると防衛費より多くなる。そこまで多くすべきか」と自問してみせた。 民主党は(1)鳩山氏の退陣表明から党代表選まで2日間しかなく人事構想を練る間がなかった(2)天皇陛下のご静養の日程があり、首相任命式と閣僚認証式は8日となった−と説明するが、首相指名選挙を遅らせても国政に何の影響もなかった。まして天皇陛下の日程を理由にすることは許されない。(榊原智) |