Re: 30年後の和歌山県の推定人口が60万人だって知ってる? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/8/19 19:59 >>168 景気回復って言葉をどう捉えるかにもよりますが、土木関連のカンフル剤を射ったところで、波及効果はほとんどないように思われます。 といいますのも、子供手当ての70%が貯蓄に回されているという報道からも分かるように、将来への先行き不安が皆の頭の中にあるため、一時的な特需で消費性向が高まるとも思えないからです。 将来への不安がある限り、いわゆる景気回復(お金を循環させる)は難しいでしょうから、和歌山単独でこの問題を解決する事はできません。 ですから、政府主導の景気対策が望まれるところですが、現状、具体的な経済政策の方向性は見えません。 これは、新米の民主党政権だからというわけではなく、自民党でさえここ何十年も舵取りには苦慮してきたわけですし、もしかしたら答えなどないのかも知れません。 つまり、将来への不安を払拭しつつ、「貯蓄するより消費しないと損だ!」と思わせるような政策がうてれば景気回復するのですが、誰もこの答えを出せずに悩んでいるわけです。 私は、和歌山の持つリソースでは商業都市化は無理だと思いますので、医療分野と第一次産業分野に集中投資すべきだと思います。 中卒・高卒の子が安心して和歌山に永住できるように、彼らの入口(学校カリキュラム)と出口(就職先)の整備を最優先させるべきではないでしょうか? 大卒の流出を止めない事には人口減少に歯止めはかからないでしょうが、県内に彼らを活かせるような企業は少なく、むしろ引き留めるのは国家の損失になるので仕方ないでしょう。 結論としては、何をしても効果ないなら、土木行政で一部の業者を一瞬だけ潤わせるのではなく、将来の世代のために投資すべきだと考えます。 |