Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/8/26 11:16 白浜便 搭乗者が大幅減 機体小型化 「団体減った」 観光誘致 「パンダ空港」 改名検討 4月から機体が小型化され、増便された日本航空の南紀白浜(白浜町)―羽田(東京都)便は、搭乗率が前年同期に比べ増加しているものの、搭乗者数は大幅に減少していることが、県の調査でわかった。座席数が少なくなり、団体客の利用が減ったことが要因とみられ、県は名称を「南紀白浜パンダ空港」に変更するなどしてPRし、観光客の獲得に力を入れていく。(藤本将揮) 同便は従来、1日2〜3往復だったが、座席数をほぼ半分にした76席の小型機を使用し、通年で1日3便と変更した。小型化でコストを削減できるうえ、増便によって利便性が高まり、個人客が増えることなどが期待された。 しかし、県港湾空港振興課によると、4〜7月の搭乗率は座席数が減ったことで、前年同期より15〜21ポイント上回ったが、搭乗者数は前年同期の5万506人に対し、3万8405人と大きく下回った。特に大型連休のある5月は、搭乗率が昨年の57・5%から74・2%に大幅アップする一方、搭乗者数は1万1683人と昨年5月に比べ、4935人も落ち込んだ。 同課は「座席数が減ったため、結果として、東京方面からの団体客の利用が減少している」と分析している。 現在、地元の中学校が修学旅行で南紀白浜空港を利用する際、3月まで運航していた大型の機体が使われている。計約20校1800人が利用する予定だが、来年度以降は小型機に替わるため、修学旅行にも影響が出かねない。 現状を打開するため、県は、空港の存在を関東方面にアピールしようと、空港名を「南紀白浜パンダ空港」に変更することを検討。また、今月アドベンチャーワールドで生まれた双子の赤ちゃんパンダの集客効果にも期待している。同課は「空港利用のため、観光業界や和歌山の人たちにも様々なプロモーションを仕掛けていきたい」としている。 日本航空広報部の話「搭乗者が減ることは想定していた。搭乗率で採算、不採算のラインは引けないが、小型化、増便という『ダウンサイジング』で収益改善を目指すとともに、利便性向上を図り、より多くの方に利用して頂きたい」 (2010年8月26日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20100825-OYT8T01251.htm |