和ネット検索


ニュースヘッドライン

県内関係掲示板
2ちゃんねる関係スレッド一覧
2ちゃんねる・2ちゃんねる(SC)
Yahoo和歌山掲示板
トピック一覧(全般・行政)
Yahoo株式掲示板
県内本社所在地企業

東証1部上場
東証2部・JASDAQ上場
主要事業所県内所在企業
公益上場企業
一般上場企業
その他県内対象掲示板
まちBBS・爆サイ.com等スレッド・他掲示板リンク一覧










Re: やっぱり短命の菅政権

投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/9/19 6:46

【松本浩史の政界走り書き】大丈夫なのか、菅政権 早くも「ポスト菅」の思惑 (1/3ページ)
2010.9.18 18:00  産経新聞

記者会見する菅直人首相=17日午後、東京・首相官邸(松本健吾撮影) 民主党代表選で小沢一郎元幹事長を破った菅直人首相は、勇み立って着手した幹事長人事で早くもつまずいた。白羽の矢を立てた岡田克也前外相に一度はすげなく断られ、自ら出張ってどうにかして受け入れてもらう“難産”だった。衆参両院で多数派が異なる「ねじれ国会」では、「要」となるポストなだけに、就任の経緯を思えば、菅政権の行方は、前途多難にして波(は)瀾(らん)万丈の雲行きである。

 なぜこんな失態を演じる羽目に陥ったのか。拙稿でもかつて指摘したように、首相の政治行動はいわば「渦巻き」型であり、事に臨むに当たり、そのときどきの利害で結びついた「かりそめの同士」と乗り切ってきた面が強く、「菅直人のために」などという、心の琴線に触れ合って団結した「真の同士」が、そう多いわけではないためだ。

 代表選で首相支持に回った国会議員にしても、「反小沢」の一枚看板で結集したガラス細工の集まりであったという実態が、この一事をもってして、図らずもあらわになった。とりもなおさずそれは、「ポスト菅」をめぐるさや当てが首相支持派の中でにわかに動き出したことを暗に物語っている。

「このうちの誰がいいかな」

 代表選の投開票が行われる前日の13日、首相の勝利を見透かしたように、首相支持派のある幹部は周辺に、3人の国会議員の名前を挙げて、枝野幸男前幹事長の後継者を相談している。そのリストには「反小沢」の御(み)旗(はた)の下、代表選で足並みをそろえた岡田氏の名前はなかった。枝野氏の同世代が2人、あとの1人は、いわゆる中間派とされるベテランである。

 「ねじれ国会」で厳しい運営を強いられる菅政権で果たして、来年の通常国会を乗り切れるのか。政界では与野党問わず、来年度予算の関連法案審議が大詰めを迎える3月に政権は崩壊するのでは、とみる「3月危機説」も、まことしやかな生々しさで語られている。

 くだんの幹部にしても、「3月危機説」を視野に入れ、再び代表選を迎えた際には、「岡田カード」を切り出して、小沢支持派と対(たい)峙(じ)するシナリオを描いているのは明らかだった。  

 川端達夫前文部科学相ら中間派の幹事長就任を求めていたある中堅から、「岡田温存」の理由をこう打ち明けられた。

 「『反小沢』勢力が次の代表選で担げる議員は、今の菅政権にどっぷりつかるべきではない。幹事長に就いたら首相と『運命共同体』になってしまう」

 そんな思惑は関係ないよ、と言わんばかりに、当の岡田氏は結局、「天命だ」と割り切って幹事長に就いた。そこで首相支持派には新たな思惑が交錯し始めている。透けてみえるのは、菅政権の行く末を見越した「世代交代」をにらんだ駆け引きである。

党代表、幹事長を務めた政治経歴や、当選回数(7回)、年齢ともに岡田氏が「ポスト菅」の有力候補とみるのは党内の大勢である。といっても、菅政権が終(しゅう)焉(えん)を迎えたとき、党側で支えた岡田氏が名乗りを上げることに、異を唱える声が噴出する可能性は小さくない。

 となれば、「世代の歯車」がカチリと音を立て、自身の支持グループを持つ前原誠司外相や野田佳彦財務相らの世代に一足飛びにその任が回るかもしれない。だが、そうなったとしても、政界にありがちな足の引っ張り合いがないとはいえない。

 代表選の最中、首相支持派の別の幹部とは、こんなやり取りもした。

 「今回は首相を担いでも、そのうち支えている中枢の議員同士が争うことになりますね」

 「そんなことは分かっている。今は今、後のことは後のことだよ」

 幹部は、前原氏らと同様、岡田氏の「次の世代」を担う議員である。ちなみに、この議員に「3月危機説」の話題を振ると、「そのときは岡田氏を擁立すればいい。でもうち(首相支持派)には、前原氏や野田氏がいる」と口にした。つまりは、一本化を目指すに当たり、決めきれないこともあり得ると示唆したようなものである。

 静かに、だが、着実にうごめき始めた「ポスト菅」をめぐる深謀遠慮は、ボディーブローのように菅政権にきいてくるかもしれない。ともあれ、当面は「ねじれ国会」への対応が最重要テーマである。首相も足元の耳障りな思惑には目をつむっているほかはなさそうだ。


スレッドに戻る

2005-2014 Wa-net Project all right reserved and powered by Xoops Cube Legacy

Original Theme Designed by OCEAN-NET and modified by Wa-net Project