| Re: 那智勝浦町と中国安順市が姉妹縁組へ 滝が取り持つ縁ですが |
投稿者： 名無しさん 投稿日時： 2007/8/17 19:49 中国の観光地にアドバイスを 那智勝浦町観光協会から人材派遣 ＪＩＣＡ・草の根技術協力事業 中国の観光地開発へ先進地・那智勝浦町のアドバイスを―。 同町観光協会の事務局次長、吉野剛弘さん（４３）がこのほど、中国貴州省へ派遣されることが決まった。独立行政法人国際協力機構（ＪＩＣＡ）の草の根技術協力事業として選ばれた。吉野さんは２２日から９月１２日までの３週間、貴州省に滞在、現地の実情を調査してアドバイスの元となる基礎資料作りをする。 那智勝浦町と貴州省は、日本一の「那智の滝」と貴州省にある中国一の「黄果樹（おうがじゅ）大瀑布」との縁で昨年８月に友好の滝提携を結んでいる。貴州省は中国内陸部の山間地。交通が不便で経済的に遅れ、中国でも最も貧しい省と言われている。大規模な鍾乳洞や少数民族が住む村が多くあるなど観光資源には恵まれていて、中国政府も観光開発に力を入れ始めた。しかし、近代的なホテルはなく、接客サービスなども遅れているため、アドバイスしてくれる人材を求めていた。 県は滝の友好関係にあり、世界遺産の地でもある那智勝浦町の観光協会に「将来も人的交流が続けられる若手の人材を派遣してほしい」という依頼があった。 吉野さんは「中国の外務省の人と一緒ですので緊張します。不安はありますが、できる限り貴州省のお役に立ちたい。観光協会も国際化の時代です」と意気込む。現地では観光に絡む土産物、駐車場、トイレの状況などを調べ、毎日レポートにまとめる。１０月下旬に今度は貴州省政府から職員が派遣される。吉野さんが現地で調べたレポートを元に観光地の開発方法やＰＲの仕方などを職員にアドバイスする。 観光協会の亀井真一事務局長は「国の外国人旅行客誘致の政策に沿った事業で意義がある。少しでも人脈を作って、貴州省もわれわれ那智勝浦町も観光客を増やせればと思う」と話していた。 （南紀州新聞） http://www.minamikisyu.co.jp/news/2007_08/20070818_00.htm |
