Re: 和歌山県で鳥インフルエンザ発生か? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/3/1 11:46 奈良・五條の鳥インフル確認 橋本市の養鶏農場検査へ 2011.3.1 00:44 ■県、再び厳戒態勢 奈良県五條市の養鶏農場で死んだ鶏が遺伝子検査で鳥インフルエンザウイルスへの感染が確認され、県は28日夜、同農場の半径10キロの移動制限区域内にある橋本市内の養鶏農場への確認検査の実施を決めるなど対応に追われた。県内では2月15日に紀の川市の養鶏農場で鳥インフルエンザが確認され、20日に殺処分などの防疫措置が終わったばかり。 ◇ 奈良県によると、28日午前8時50分ごろ、五條市内の養鶏農場から鶏舎の鶏の死亡数が増加していると連絡があり、67羽の死亡を確認。同県の簡易検査で5羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出たという。その後、和歌山県に遺伝子検査でも陽性反応が出たと連絡が入ったのは、午後8時50分。県は直後に対策本部会議を県庁南別館で開催し、仁坂吉伸知事をはじめ関係部局の幹部が出席した。 会議では、移動制限区域内の農場すべてを対象に疫学調査を実施することを決定。鶏からサンプルを採取し、鳥インフルエンザに感染していないか確認する。また発生農場につながる道路の4カ所に消毒ポイントを設置することを決めた。 県内109の養鶏農場などのうち、移動制限区域内にあるのは橋本市の11農家で、県全体の約14%にあたる28万6千羽を飼育。うち採卵鶏は10農場で28万2千羽、ブロイラーは1農場4千羽。県によると「五條市の当該農場近辺から橋本一帯は昔から小規模な養鶏農家が集中していた」という。 県畜産課は「紀の川市の発生農場でもまだ鶏舎の消毒などの防疫作業を続けている。1日は周辺養鶏農家の検査も予定しているなかの発生で、大変なことになった」とピリピリした雰囲気だった。 ◇ 半径10キロの移動制限区域内に橋本市内の11農場も含まれているため、同市は28日、市家畜伝染病防疫対策本部を設置し、情報収集に当たるとともに養鶏農家に消毒液の散布などを呼びかけた。 同市養鶏農業協同組合によると、市内では約40万羽を飼育し、県内の半数を占める約5千トンの鶏卵を出荷しているという。卵の出荷停止処分が行われる可能性もあり、一時貯蔵施設や消毒ポイントの設置などの準備に乗り出した。対策本部は県と情報交換しながら対応する。同協同組合は「万全の対策を取りたい」と事態を深刻に受け止めている。 (産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/region/news/110301/wky11030100440000-n1.htm |