Re: 県職員を収賄などで逮捕へ |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2007/9/26 22:19 癒着再び 県内衝撃 収賄容疑で県職員逮捕 業者と飲食 注意のみ 前知事らが逮捕された官製談合事件を受け、信頼回復に努める県庁で25日、職員と業者の新たな癒着が明らかになった。収賄容疑で逮捕された県工業用水道管理センター課長、西田孝史容疑者(59)に対して、県は約3年前、業者と飲食している事実を把握していたものの、口頭で注意しただけだった。 県監察査察室などによると、西田容疑者は1971年に採用された。2004年4月から公共建築課電気設備班長、05年4月から県立医科大管理課施設管理班長として勤務し、今年4月から現職。業者との飲食は、同電気設備班長だった04年11月に明らかになった。真偽を問いつめた上司に、西田容疑者は「自分で金を出した」と説明し、上司は今後は関係者と飲食を一緒にしないよう注意したという。 県警捜査2課などの調べでは、西田容疑者は04年3月下旬から今年3月下旬まで、県指名登録業者などから飲食やゴルフなどの接待を受け続けていたとされる。今年3月、県と利害関係のある者からの金銭の授受、ゴルフなどを禁じた職員倫理規程の制定が決まるまで、癒着は続いていたとみられる。 県政刷新への取り組みに水を差すような不祥事の発覚に、中野光雄・監察査察監は「誠に遺憾なことで、県民のみなさまに深くおわびする。事実関係を確認して厳正に対処したい。このようなことが再び起こらないよう服務規律の順守を徹底させたい」と述べた。 一方、市民オンブズマンわかやま・畑中正好事務局長は「前知事の判決が出て、あたかも談合が過去のものになったように錯覚を抱くが、大きな間違い。次に進むには、過去の膿(うみ)を出し切らなくてはならない。県警はこれからも、県庁の不正に立ち向かっていくべきだ」と語気を強めた。 ◇ 県警は25日夕、西田容疑者が2005年4月から2年間勤務していた県立医科大(和歌山市紀三井寺)の捜索を行った。捜査員が管理棟などを約1時間かけて調べ、段ボール箱7個分の資料などを押収した。同大職員らは、突然の捜索に驚いた様子だった。 (2007年9月26日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm |