Re: 馬鹿野郎自民党、民主党に改名致します。 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/4/9 10:54 梅原猛・哲学者―原発事故は「文明災」、復興を通じて新文明を築き世界の模範に 30年来、原子力発電の危険性を説き、反対を主張し続けてきた哲学者、梅原猛氏。 日本人の道徳心の高さに希望を感じつつ、これからの国づくりの方向性を語った。 道徳心を失った政治家、企業の罪 一般の人々の道徳心が高い一方で、政治家、実業家、学者、芸術家などの多くが、道徳心を失っている。 特に政治家は、金銭欲、権力欲にとらわれ、私的利益ばかり追っている。 今回の事故は、あらためて近代文明の是非を問い直し、新しい文明を作るきっかけにもなるのではないか。 まずは日本が率先して原発のない国を作り、それを世界に広げていくべきだと思う。 福島第一原発の事故は「文明災」でもある 原発の事故は、近代文明の悪をあぶりだした。これは天災であり、人災であり、「文明災」でもある。 今回の震災について、石原慎太郎さんが「天罰」という発言をされたが、 何の罪もない一般の人々が被害にあわれたこの災害に対して、「天罰」という表現は間違っている。 もし「天罰」があるとすれば、それは道徳心を失った政治家、実業家に対して下らねばならない。 今も原発の現場では、自らの身の危険を顧みずに復旧作業にあたっている作業員の方もいらっしゃる。 日本人には、本当に立派な人がいると感じる。こういう心を皆が持って、新しい国づくりをしていかなくてはいけない。 そして、新しい日本が模範となれば、世界をも変えていけるのではないか。 今こそ、経済力だけでなく、新しい価値観で世界に範を垂れる国をつくるときだ。 (東洋経済オンラインより抜粋) |